PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
フリーページ
成人の日の三連休に,
郷里の母を見舞ってきました。
昨夏気分の変調から体調を崩していた母を気遣ってくれた夫が急遽発案してくれ,寒波の中を車で九州へ。
夏から半年振りに会った母は,
見違えるほど元気で,嬉しい肩透かし。
丸一日空いた中日に,
かねてから願っていた幣立神宮詣でプランを打診すると,
遠出は必ず嫌がる母がひとつ返事で一緒に行くという。
ならばということで,
家族三人に母に甥っ子の5人で九州のへそ,
蘇陽町の幣立神宮に向かいました。
-----
スピリチュアルはよくわからないと言いつつ,
身近な人たちが,
『知る人ぞ知るスピリチュアルスポット』として名前を挙げる幣立神宮に興味を惹かれて早2年。
初めて聞いたときは『聞いたことも見たこともない』,
なのにその所在地を聞いてびっくり,阿蘇じゃん・・・。
阿蘇といえば,
亡き父の仕事場でもあり,
空気も水も良く知っている場所。
なのに名前すら知らないとは・・・。
阿蘇を熟知している兄ですら知らないという。
私も何か感じるかしら?と多少の期待を持ちつつ,
・・・行ってみたい・・・という気持ちは膨らみ・・・
かれこれ2年越しの憧れの地を訪れるチャンスが降って湧き,
われながらびっくり。
しかも折からの寒波で今年は阿蘇も大雪だとか。
向かうは良いが本当につくのかしらと半信半疑で向かったところ,
突如路肩に積雪,しかも雪が降り始め,『ここまで来てまさか引き返す?』と思った瞬間に,
現われました『日の宮 幣立神宮 駐車場』の看板が。
ノーマルタイヤで冬の阿蘇を攻める・・・というのがそもそもの間違いだと納得した上で,
ほんとに運が良かった!と鳥居の前で,
訪れることができたことにまずは感謝。
たくさん写真を撮ったのに,
濡れて焦ったせいかぼけたり保存できていなかったりまともな写真が残っていない。
お祓いしていただき,
破魔矢をいただいて,
お目当ての『東御手洗』と呼ばれる池を目指そうとして巫女さんに道を尋ねると,
凍結して足場が悪く危険なので・・・とのこと。
『東御手洗』は,古の昔より八大龍王が鎮まる所とされていて北辰妙見(ほくしんみょうけん)の大神が祀られている聖地だという。
(幣立神宮 JAPANESE WEB MAGAZINE
より引用)
龍も,
水の湧き出るところも好き。
今日拝めなかったのは,また,出直す口実だと解釈して今日のところはあきらめることに。
-----
果たして幣立神宮で何か感じたか?と聞かれたら,
うーん。スピリチュアルな感じというより,わくわくする感じ。
杉の大木が空に向かって伸びる様も,
山の形や道端の無造作な有様も,
すべて見知った感じで,
郷里に『受け容れられている』感じ。
手を合わせれば『いつもありがとうございます』という言葉が何度も何度も頭に浮かぶ,
とても親しみの持てる雰囲気で。
隠れ宮ならではの仰々しさのなさもまた,
一役買っているのかもしれない。
-----
気分の良い初詣を終えて,
勢いついて夜には実家近所の『三の宮』にもお参り。
小学校では写生大会に来たりと,
ここはリアルに懐かしいお宮さん。
裏に龍神さまが祀られていて,
お参りして気分すっきり。
-----
翌朝は父のお墓参り。
私が柄杓で水をかけ,
兄がお酒を供える。
父がなくなってすぐからの当たり前の手順を,
今年は母と,兄妹三家族で行うことができ本当に何年ぶりのことだろう?と感慨深くて。
年明け義祖母を見舞い,
夫の実家のお墓参りに始まり,
お互いのルーツ,
自分たちを見守ってくれる人たちへの感謝から始まる,
本当に気分の良い,有難い初春です。
消えた三部作,そこから・・・。 February 11, 2012
身体の記憶,身体の声。 September 19, 2011 コメント(6)
行く末は,阿蘇の山奥で裸族? January 21, 2011