ジャズの神様の思し召しのままに

ジャズの神様の思し召しのままに

2007年08月04日
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テーマ: Jazz(2004)
カテゴリ: ★★★★★
先週金曜日にエリック・アレキサンダーのライブを見た話をちょっとだけ書いてみたが、猫麻呂の感想としては、エリックよりもバトル相手のグラント・スチュワートに感動したのだった。グラントの何が凄いって、50年代ロリンズそのままなのである。フレージング、特にリズミックなフレーズの作り方がまぎれもなくロリンズ節で、思わずニンマリしてしまう。真似だろうが何だろうが、いいじゃないか。吹いてる人も聴いてる人も楽しくなれば、それでいいのだ。


前置きが非常に長くなってしまったが、今週はグラントの"In The Still of The Night"ばかり聴いていたのである。このCDは目下お気に入りNo.1だ。1曲目の"In The Still of The Night"から、もう痺れまくりなのである。ロリンズが50年代の "Tour de Force" という作品で"B.Quick"とかいうテキトーな名前の曲で信じられないような高速演奏を残しているが、そこでのロリンズとマックス・ローチの腱鞘炎になりそうな演奏を、グラントとファーンズワースが意識したのではないか・・・と猫麻呂は勝手に決め付けて楽しんでいる。
その他、この作品の魅力として挙げたいのは、美味しいリズムセクションと美味しい選曲だ。この美味しいリズムセクションは、問答無用に上手いファーンズワースとピーター・ワシントンを、現代における正統派バップ・ピアノのタード・ハマーが取りまとめて、ロリンズ・マニア(?)のグラントを気持ちよくサポートしているのだ。選曲は、モンク曲"Work"からミュージカルナンバーまで、マニアが喜びそうな曲を上手いこと入れている。"If Ever I Woud Leave You"なんて曲を聴くだけで一日楽しく過ごせそうだ。

このCD、録音も良し・選曲よし・演奏良し、という文句なしに名盤の要素があり、さらにマニア度も高いという点で、猫麻呂イチオシのCDなのである。

猫麻呂ポイント:★★★★★(5.0)
Grant Stewart / In The Still of The Night (SharpNine)
In The Still of The Night





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最終更新日  2007年08月04日 12時10分22秒
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