ぼくの細道・つれづれ草

ぼくの細道・つれづれ草

2006.03.27
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今日読んだ本

   茨木のり子詩集 『見えない配達犬』 童話屋

   *茨木のり子の詩のなかでは、
    「わたしが一番きれいだったとき」
     が一番すきだ。

     わたしが一番きれいだったとき
     街々はがらがら崩れていって
     とんでもないところから
     青空なんかが見えたりした 

     わたしが一番きれいだったとき
     まわりの人達が沢山死んだ
     工場で 海で 名もない島で
     わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

     わたしが一番きれいだったとき
     だれもやさしい贈物を捧げてはくれなかった
     男たちは挙手の礼しか知らなくて
     きれいな眼差だけを残し皆発っていった

      ・・・・・・・・

     わたしが一番きれいだったとき
     わたしはとてもふしあわせ
     わたしはとてもとんちんかん
     わたしはめっぽうさびしかった

     だから決めた できれば長生きすることに
     年とってから凄く美しい絵を描いた
     フランスのルオー爺さんのように
                   ね 

   *この詩にはいつもこころのなかで涙ぐむ。


    藤原正彦 『国家の品格』 新潮新書

   「英語より、国語。」
  「英語を小学校から教えることは、日本を滅ぼす
   最も確実な方法です。ものごとには優先順位が
   あります。先ずは内容が先なのです。そして
   内容を鍛えるには、「国語」を徹底的に固める
   しかありません。」

   *等々の意見にはナットクです。 





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Last updated  2006.03.27 14:53:36
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