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風のオ・ノ・マ・ト・ペ
糸が切れた凧のように
鳥がすっ飛んで行った
その先の森は
ものの見えない夕暮れです
サティア・サイババよ
ここには師が癒すほどの
淋しさがいっぱいある
でも遠すぎて
目も耳もとどかない夕暮れです
木の枝が擦れ合う
ざわ ざわ ざわわ
しゅる しゅる しゅるる
風のオノマトペが不機嫌なのは
夕暮れ時 私のたましいの
心棒が 揺れているせいです