アオイネイロ

September 10, 2010
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カテゴリ: 黒日記
シフトキーとf7が使えないと不便というより小説書けないと分かり始めた……。
セリフ中等の『?』や『!』の後は必ず半角空けないといけないというルールが小説界の中にはあるのです。
シフトキー使えないとそれができないから全く書けない。送る様の小説進まない;


今日ケータイで小説書いてたら止まるべき駅を乗り過ごしました。
再び目的の駅戻ろうと電車に乗り込み、続き書いてたら再び乗り過ごしました。
30分前に着くはずだったバイトに5分遅れました。
…………orz


そんな電車の中で書いていたもの。
内容分かってないと意味不明。

誰がどのセリフを話すか決め(決まってるものもある)
その口調に直し、説明文を書きくわえ、わかりやすくしていきます。
普段はこんなことしていませんが、途中から思いついた文章とか浮かんでるから早く文にしときたいときなんかはこんな感じでやってます。


疾風 子供部屋
千歳 絵本
時歌 歌
瀬琉 時計
紅亜 砂
天音 水

蜻羅

沙ゞ
苺夢




――此の世界は、その人物が執着したモノをよりしろとする

――執着ってことは、好きなもの、とか?



――別に好いたものだとは限らぬ。良くも悪くも執着したものだ、心残りからその世界を形成することも有り得る

――でも、ということは、疾風が執着したのは子供部屋ってこと?

――瞳に映るものが全てとは限らない。それに関係するものやも知れぬ

――子供部屋に関係するもの?

――例えば、幼少時代であったり、自身の近しい者の子供の頃であったり、な

――そういったものに執着した心が、子供部屋という形となって現れただけに過ぎぬかも知れんぞ?

――どの道、彼の者の世界なら彼の者を探すと良い。さすれば真相もつまびらかとなろう



――これは、ゴミ箱?

――随分と色々捨ててあるみたいだね

――………ウサギの、ぬいぐるみ

――時歌、こういう可愛いのとか人形とか好きだったよね

――まだ何か捨ててある……これはっ

――人形?

――それ、さ。すごく時歌によく似てるね

――ちっちゃいサイズの時歌が、寝てるみたい……

――何でこんなものがゴミ箱に……



――おっきな砂時計……でも、瀬琉はもうここに居るのに

――……っ、見て、砂時計の中

――あれは、紅亜っ!

――何で、じゃあここは……

――あの娘の世界だな

――緋菜!

――砂の世界、ですね。そして彼女が執着したのは、こぼれゆく砂と己自身

――どういうこと?

――あの娘は、寧ろ何にも執着しなかったという事だ

――それじゃあ、

――大丈夫です。何にも執着しないなど、人の子には無理な事。多分あの子は、何にも執着してはいけないと、全てを閉じ込めたのでしょう

――全てを……

――あの砂時計の中に在るものがそれだ。自分自身、という事であろうな

――少々厄介だ。あの中に在るあれは、紅亜自身が閉じ込めた記憶や想い、砂と共に落ち、やがては消えゆく

――そんなっ、どうしたら

――方法があるとしたら一つ。この世界からあれを閉じ込めた張本人を探し出す事だ

――張本人って、紅亜?

――そう。あの砂時計を開ける術べはその子が持っている。砂時計の砂が全て落ちる前に、その子を探すことだ

――自分自身を閉じ込めた……何にも執着してはいけない……やっぱり、紅亜の過去に関係がありそうですね

――そうなの? 凜

――はい。私は血のせいもあってそんな事は無かったんですけど……妹、墨和はそうでした

下々の者とあまり親しくしてはならない。仲良さ気に話していると、よくそうして戒められていましたから。年の近い子ども達と遊ぶ事も許されず、そして将来結ばれる相手も決められ、学ぶ事はそれこそ姫として沢山あり……

――そっか、お姫様も大変なんだね

――それでも墨和には、私がいました。一緒に話したり、遊んだり……いい顔はされなかったですけど、それでも傍にいて、励ますこともできた。それにまだ、母君がおいででしたから

――しかし紅亜は、物心ついて少しすると母を亡くし、幼くして王位についた

――肉親も無い中で一人ぼっち、政の中に……

――いつだったか紅亜は、姫として生まれなければ良かったって、言ってた

――己の血からは逃げられない、ですからね。相当の辛唆を舐めてきたのでしょう、





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Last updated  September 11, 2010 12:10:19 AM
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