賃貸時代から使っているeufy L35+と、今の家に引っ越してきたタイミングで購入したeufy X8 pro である。
どちらもAnker製、毎日60点の掃除をしてくれる優秀な奴らである。

そんな2体のうち、古参兵のL35+のほうが先日うんともすんとも言わなくなった。
ステーションで充電しているものの、延々充電中表示、電源ボタンをいくら押しても無反応になってしまった。

ってことで原因調査と対応した内容をご紹介。

まず、今の症状は下記の通り

・電源が入らない
・充電中表示が無限に続く

この2点でピンときた人はピンときただろう。十中八九バッテリーである。
古のガラケーが御臨終直前に陥った、充電ランプしかつかない状態そのものである(歳がバレそう)

というわけで内心バッテリーしかないやろって思っているが、確証を得るため分解にかかる。

まず、本体を裏返してバッテリーパックの入っている蓋を外す。

↑画像真ん中の蓋、ネジ2本で留まっているので外して開ける

開けてみるとこんな感じでバッテリーがお目見え

取り外したバッテリーがコチラ
定格14.4V 3000mAh
マキタの14V3Ahバッテリーとほぼ同じ容量のやつが入っていた。

原因の確証を得るためテスター使って電圧測定。
定格電圧14.4V、ってことは3.7Vセルのバッテリーが４本直列になっているってことなわけで。
正常なバッテリーのセル１本の電圧は2.7~4.2Vくらい、つまりこいつの場合は単純に4倍して10.8～1.6が正常範囲内、それ以下だと過放電でバッテリーが死ぬし以上だと過充電で発火の可能性がある。

で、今回のこいつはというと…↓

7.68V！！！
ハイ確定です、バッテリーおなくなりですそりゃ動きませんて。
公称の約半分ですやんこりゃ無理ですわ。

さて、原因もはっきりしたので満を持して交換部品を手配します。
公式サイトから購入

購入当日に発送されて(はやっ)、翌日には宅配ボックスにぶち込まれていた。

ちなみにAnker公式で買ったものはAmazon倉庫から発送されるらしく、ヤマト運輸から「Amazonからのお荷物」みたいな通知が来て一瞬混乱した。

とはいえ無事に届いたので早速交換していく。
キレイ気な外箱を開けるといきなりバッテリーのお出まし

なんなら公称容量が3000→2900に下がっている気がする…定格3200ってことは最大3200mAhの平均2900mAh…ってこと…？ちょっとブレ大きくない？？？

まあ純正品なんでいいでしょう、今までの使用でバッテリー切れたことないしな。

一応新旧比較
外見が変わった他はサイズ、コネクタなども変化なし。まあ当然なんだけども。

あとは分解したときと逆手順で新品に交換、ひっくり返った虫みたいになってた本体をもとに戻して電源長押し……

結果、無事起動。

良かった良かった。試運転結果も大丈夫そうなのでこれで一件落着。修理完了。
地味にこのバッテリー8000円くらいしているので無駄金だとなかなかつらいものがあったのだ。

というわけで我が家のロボット掃除機のバッテリーを交換しましたって内容でした。
次回はもうちょい早めに、かつアフィリンクマシマシで金になりそうな記事を書きたいなあなんて思っております(・o・)

申し訳程度のアフィ要素↓
今回使ったテスター、KYORITUのクランプメーター付きテスター
これ一台で電圧も電流も測れるスグレモノ。仕事でも大活躍中