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2010.03.09
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沢村貞子

女優の沢村さんを知りたくなって、自伝的小説だというこの本を2冊目に借りた。
軽く読める本だろうと高をくくっていたのだが、その半生に衝撃を受け、
だから沢村さんを好きになったのだろうと深く納得がいった。

芸の世界に入れなかった父親は、生まれた子供たちを全員俳優にしようと教育する。
兄と弟、沢村さん、そして兄の子供たち(長門 裕之、津川雅彦)も俳優になるのだが、
その沢村さんの半生は凄い。

幼い頃から読書と勉強が好きだった沢村さんは女学校へ通い、俳優とは別の教師の道に
入ろうとするのだが、教師の人間的な振る舞いを見たことから教師への強い憧れが
失望へと代わり挫折する。その時出会った、世の中を明るくするためにという芝居の世界に


いわれ無き罪で逮捕されるも、あまりの正直さゆえに自分の行動を警察の言うような
解釈に寄せることができない。サインすれば出られるという甘い言葉にも頷かず
刑務所暮らしを2年。もうハードボイルド過ぎ。というか本人は全然凄いことやってる
自覚もなく、これだけの根性持ってる人っていないと思うけど、独房で2年って
凄すぎて想像ができない。

それから出てまた逮捕されてまた出て芝居やって、映画からTVに行ってなんだけど、
そんな一面って沢村さんに微塵も感じない。やっぱり政治運動をしていたというよりも
そこにいただけっていう感じがして、いつもありのままで、普通なんだよね、沢村さん。
素敵だなぁ。沢村さんの動いている姿、見てみたいなぁ。

で、納得の文章力は、本が好きで好きで女学校行ってたくさん勉強して。。
裏付けがちゃーんとあった。やっぱりね、あんな確かな文章は並の人じゃ書けません。





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Last updated  2010.03.09 21:41:53
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