本読みのひとりごと

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読むこと、書くことが大好きなbiscuitです。
夫、元気すぎる2人の息子と4人暮らし。

新聞記者を経て、フリーランスライター/エディターに。

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biscuit5750

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biscuit5750 @ Re[1]:木々との対話(09/12) >micoさん こんにちは!すっかりご無沙汰…
mico@ Re:木々との対話(09/12) bisさん、こんにちは。まずは次男くんのご…
biscuit5750 @ Re[1]:さようなら、クウネルくん(01/27) >micoさん お久しぶりです! コメントを…
mico@ Re:さようなら、クウネルくん(01/27) クウネル。新装された表紙を見てお別れし…
biscuit5750 @ Re[3]:子どもを持つことの不自由と、自由(11/17) >バーソロミューさん お久しぶりです! …

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カテゴリ: 読書日記
白梅


つぼみにカメラを近づけてピントを合わせていたら、枝先にうぐいす色の鳥がとまった。
「あっ」と思ってレンズを向けたら飛んでいってしまった。

うぐいすさんうぐいすさん、春はまだですか。
まだまだ。まあだだよ。




池澤夏樹「 世界文学を読みほどく 」を読む。
2003年、夏休みの終わりの一週間、京都大学文学部でおこなわれた授業の講義録。
京大生でもなんでもないわたしが、たった1600円で、自宅の居間にいながら池澤夏樹の講義をじっくり読める。おお、なんという幸福!


とり上げられた10冊のブックリスト。

スタンダール「 パルムの僧院
トルストイ「 アンナ・カレーニナ
ドストエフスキー「 カラマーゾフの兄弟
メルヴィル「 白鯨
ジョイス「 ユリシーズ
魔の山
フォークナー「 アブサロム、アブサロム!
トウェイン「 ハックルベリ・フィンの冒険
百年の孤独
池澤夏樹「 静かな大地
ピンチョン「 競売ナンバー49の叫び

10冊と言わず、もっともっとたくさん、いつまでもお話してください…と感じさせるおもしろさ。
この本自体が、「世界文学を読みほどく」というタイトルの小説のようでもある。
読んだことのある本は魅力を再発見し、
読んだことのない本の章もしっかり楽しめる構成になっている。
巻末には、「『百年の孤独』読み解き支援キット」なる付録も。
半分も読まずに挫折したガルシア=マルケス、もう一度挑戦してみようかな。





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Last updated  2009.01.27 14:35:22
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