マイケルが、亡くなってしまっていても、尚、ダーティーな、タブロイド紙風ゴシップを流そうとするデーブ・スペクターをテレビで見るたびに、病んだアメリカの実像がはっきりと見えてきます。テレビで、デーブ・スペクターが、"THIS IS IT"の試写会場にいる姿が映っていました。サインを求められていましたが、長年のマイケルファンは、デーブ・スペクターをとても嫌っている人が多いのですよ。真のファンは、デーブ・スペクターにサインなど要求しません。あのプレミアム試写会は、カード会社がバックで、カード会社加入者しか応募できません。真のマイケルファンは、そういうことも見抜いているようでした。デーブ・スペクターがマイケルのことを悪く悪くとろうとする姿、彼が亡くなっても、尚、アメリカでの悪意に満ちた報道を見るたびに、マイケル暗殺説が、なぜ出てくるのかがとても理解できます。キング牧師、ケネディ大統領、ジョン・レノン、そしてマイケル、アメリカの自由平等の象徴が殺されるたびに、アメリカが、いかに病んだ国であって、自由平等ではない国か、がわかります。