ぼたんの花

ぼたんの花

2011/04/13
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カテゴリ: 地球環境と原発
以下 転載

【声明文全文】

2011年4月4日
WANFA(西オーストラリア非核連合)から日本の皆さまへの連帯表明


 オーストラリアの先住民、アボリジニの伝統土地所有者及びその仲間で組織さ
れているWANFA(西オーストラリア非核連合*)は、2011年4月2日~
4日、パース近郊にあるヌンガの土地で集会を開きました。


日本の東北、関東地方を襲った地震と津波、及び福島での原発事故が招いてい

見舞いを申し上げます。


また、東京電力の原発を稼働する燃料となっているオーストラリアのウランが
皆さまの海水、水道水、食物連鎖、さらに皆さまの遺伝子までも汚染してしまう
であろうことに対し、大変遺憾に思います。


私たちに地震や津波を止めることはできません。しかし核の脅威を止めること
は可能であり、またなされなければいけません。


私たちは、我々が住む州である西オーストラリア州のウランが、皆さまが現在
苛まれているような悲惨な被害を二度と引き起こすことがないよう、より一層努



私たちはオーストラリアによるウランの輸出廃止を固く決意しています。ウラ
ン採掘はオーストラリア国内での環境や文化を破壊するだけではなく、海外でも
長期に渡る被害を引き起こすことにもなります。



故が起こると放射性降下物となってしまいます。

私たちは安全で再利用可能なエネルギー発電所の建設を推進し、並びにオース
トラリアのウラン鉱山の廃止に尽力すると共に、日本の原子力発電所を停止する
ための皆さまの努力を支援することを誓います。


当連合代表のデラ・レイ・モリソンをはじめ連合メンバーは、2011年1月
に東京、広島、大阪そして横浜を訪問し、仲間や友人との出会いを通して、両国
間のネットワークを広げました。


WANFAは、連帯と協力、そして今後の交流を通じて この絆を一層深めた
いと願っています。


WANFAは日本がドイツの前例に倣い、原子力発電所の廃止を行うことを要
求します。今ならまだ手遅れではありません。


私たちの国土は海で繋がっており、私たち両国民は過去に核爆発による影響を
受けたという歴史で繋がっています。そして何よりも、核の無い未来を望む心で
私たちは結ばれているのです。

---

*WANFA(西オーストラリア非核連合)その母体のANFA(オーストラリア非核連合)について

WANFA:2009年9月、南オーストラリア州クォーンにあるヌクヌ地方に
て開催されたANFA(オーストラリア非核連合)の集会にて結成される。

ANFA:1997年発足し、オーストラリア国内、特に先住民居住地区での、
既存又は提案段階の核開発を危惧する 先住民アボリジニ、関連NGO、そして医療
専門家の連携で活動を行う。北部準州のジャビルカウラン鉱山廃止キャンペーン
や南オーストラリア州の国営核廃棄物集積場建設反対キャンペーンの成功におい
て重要な役割を担ってきた。現在、先住民達は、彼らの居住地区での絶え間ない
ウラン採掘、また複数の新規ウラン鉱山の建設計画、そして国営核廃棄物集積場
の建設計画などの問題に直面している。


http://www.youtube.com/watch?v=iu-rLA4POkI&nofeather=True





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Last updated  2011/04/13 09:09:38 PM
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