インディビジュアルプロジェクションを再読しました。

タイトルからしてかっこいいです。

最初に読んだときめちゃくちゃかっこ良かった印象がある。

滅多に本は読み返しませんが、何度も読む価値がある本だと思ったので再読しました。

以前読んだ時はいまよりももっと酷い状態でした。

けっこうな躁状態で私は消したい記憶を次々作りました。

その時も私は読書を続けていましたが本が読めなくなった。

読んでも理解できなくなったのです。

それでも読書はやめたくなかった記憶があります。

普通の健康状態の人（いわゆる健常者）には理解してもらえなさそうですね。

何となくここの小説発表当時の渋谷の空気を思い起こしました。

みんな主人公のことを信頼出来ない語り手だといっています。

しかし主人公は全面的に正しくて他が間違っている、という読み方をあえてすると楽しさがアップします。

この小説は新潮文庫から出ていたはず

すごくかっこいい表紙だった。

しかし絶版になっていました。

それをKOBOで買おうとしたのですが絶版になっていました。

（紙の小説は持っています）

電子書籍ではもう読めないと思っていましたが合本になって売られていることを発見！

なんと芥川賞受賞作「ニッポニアニッポン」と一緒に「IP//NN」という本に収録されていたのです。

これもまた頭のいかれた小説のようです。

この小説はすごく短いものだったはずですが、読むのに結構かかってしまいました。

これだけの日数がかかるのはおかしい。

もっと速度を上げるなり時間を多くとるなりしないと。

平行してちらっちらっと枕草子を読んでいます。

そんなの当たり前ですけどね。

読解が大学入試になるぐらいだから。

枕草子はするどいところと自分勝手なところが好きです。

いずれ全文訳のついたものを買いたいと思っています。

他に日本国憲法の本やそれ以外にも色々読んでいます。

躁状態に（片足だけ）突入しているので集中力が飛びます

私の場合はこれにワーキングメモリの小ささが加わるのでしんどいです。

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