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兼職先の大学でアメリカの著名な教授を講演にお招きしたので,日中京都市内の案内役をおおせつかった.完璧にエスコートできたと思うのだ.講演の後,お礼を述べつつ帰路につこうと会場を出ようとしたら・・・
ガラス壁に体当たり+顔面強打してしまった.
私が出ようと思った中庭とロビーとは分厚いガラスで仕切られているではないか.痛みをこらえながら振り返ったら,
私を無言で凝視しているアメリカのどえらい教授,および会場に集まったアメリカ領事,大学の教授陣たち10数名の姿があった.
「出口こっちでしたね.ガラスがきれいに磨かれすぎているとどこからでも出ちゃいますね.あはは~」と言いながら退出した.この会場に来るのは初めてではないのだが,今日は特にガラス壁がきれいだったのだろう.
過去,この兼職先の仕事で
・高級ホテルの総支配人の取材時に出されたコーヒーに添えられていた手作りクッキー をブラウンシュガーと間違ってコーヒーにどぼんしてしまい,溶けないのでうろたえ,コーヒーもろとも飲み干してむせたとか(照明が暗かったのだ,しかし同僚はどぼんせずに食べていたことが後で判明)
・企業幹部を招いた会食で,大皿に盛られたサラダに添えられていたグリッシーニを菜箸だと勘違いしてサラダを取り分けていたら粉々に折れたとか(照明が暗かったのだ,しかし同僚はいつ折れるかとハラハラしていたという.しかし!大皿に持ったサラダにグリッシーニを2本さしておくのは,日本人の「菜箸で取り分けたい」欲求を増長させる効果があることを力説したい)
数々の伝説(暖かい同僚たちは不手際といわない)を作ってきた私だ.今日の体当たりも皆さん,すぐ忘れてください.
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