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昨日、1軍の金武キャンプが終了しました。
昨日今江監督が示唆したように投手陣に1,2軍の入れ替えがあり、大方の予想通り 弓削と藤平が2軍に降格
し、2軍からは 吉川雄大が1軍に昇格
しました。
前のブログでも書きましたが、2人とも練習試合で2試合連続失点し、弓削はコントロ-ル乱調、藤平は先頭打者を四球と長打で出塁させるなど試合への「入り方」に、よく言えば課題、率直に言えばいつもの「悪い癖」が出たという事だったと思います。
この2人について一言ずつ。
まず 弓削投手
。
この人は4,5年前にある意味ブレ-クして、先発で3-4勝位したでしょうか。お立ち台にも2回ほど上がった記憶があります。個人的には藤平よりは可能性のある投手だな、と感じていたのですが。
練習試合第1戦、3戦に中継ぎで1イニングずつ登板しましたが、とにかくコントロ-ルが悪かったようです。第1戦は2四球、次戦は満塁で2死球と呆れるほどの乱調でした。ここ何年か続いている気の病が治る気配がないようです。
酷な言い方をすれば、彼は今まで長身左腕だというだけで戦力外にはならなかった投手だと考えています。
何らかの原因で制球がままならなくなり、本来の力を発揮できずにずるずると、落ちるとこまで落ちてしまった感があります。
一方の 藤平
に対する永井投手コ-チ(今江監督も同じだと思う)のコメントが相変わらずですね。
「試合の入りのバリエーションを作ってほしい。体に問題がなければ毎試合、投げさせます」
「 ブルペンでは、かなりいい。あとは試合の場でどう出せるか
。経験を積ませる意味合いでファームに」
その記事はこちらです。
投手入れ替え 藤平尚真、弓削隼人が2軍合流、登板機会増やすため
永井投手コ-チの言う「登板機会を増やすために2軍で毎試合投げさせる」というのも頷けるところはあります。
今江新体制になって藤平がリリ-フに転向するのは良いことだと思いました。長年結果が出ていない先発にこだわっているよりも、ショック療法ではあるもののリリ-フという新任務で心機一転初めから取り組んで欲しい、という親心だと思いました。
かつて2軍ではいいピッチングするのに1軍昇格すると打たれる、1軍のブルペンではいい投球をするのに、実際の試合ではノーコンだったり打ち込まれたりした投手が結構いました。
藤平はそのような典型的なケースなのだと思います。この場合の「精神的な病」を治せる薬は無いでしょう。だって薬なんか必要ないんですから。
彼にとって最も効果的な対処法は、メキシカンリ-グや豪州リ-グでたった一人でプレ‐させることかもしれません。
精神的に弱さのあった早川投手が、私から見れば劇的に変わったとみています。特に精神面での成長が。
1週間くらい前だったでしょうか、リリ-フ投手陣が9四死球の大乱調だったことに今江監督が雷を落としたことがありました。その直後、藤平はブルペンに直行して149球も投げ込みをしたそうです。
その記事を読んで、彼のコメントにも驚きました(何日か前のブログで書きましたが)が、それと同じくらい彼の行動に違和感を感じました。
怒られたから投球練習をする、というその行為が可笑しいと思ったのです。
「まるで新人選手みたいだ。こいつは全く自分のことを理解していないな。」
というのが率直な気持ちでした。
彼はきっと無心で投球練習をしていたのではないでしょうか?
やる前に今の課題は何かをしっかり確認したうえで、1球1球投じていくべきでしょう。特に彼の場合は立ち上がりに問題があるのですから、少なくともそのことを考えて「実戦を想定した練習」が必要だったはずです。
件の解説者が言っていた言葉
「この選手は例年と同じ結果で終わるんだろうな。」
これが藤平君の現状から想定される近未来なのかもしれません。
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