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皆様! 改めまして、明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします! さて・・・・。 早速ですが、毎年恒例の「年賀状 干支画力対決!」をお送りしたいと思います。 「まだですか?楽しみにしています!」といったお声にお応えして 今年はちょっと早めにこの記事を書かせて頂いていますが 既にA.N.R.A.会員の方は 実物の年賀状が届いていると思いますので 初笑いはお済みかと。 では 2016年 申 を描いた 私 吉田と先生の画力対決年賀状・・・こちらです!! ばばーん ここからは こちらも恒例でお願いしております 河本先生の解説でお楽しみください! 皆様、明けましておめでとうございます。河本でございます。今年もよろしくお願いいたします。 さて、早速ですが 今年の吉田画伯の絵画の解説に入りたいと思います。 2013年「ツチノコの子(へび)」 2014年「戦慄の午(うま)」2015年「アンニュイな未(ひつじ)」を超えて、今年の「申」は皆様も大きな期待を寄せておられたことでしょう。 そのご期待通りのこの出来の良さ! 吉田画伯・・・!! これはもはや猿ではありませぬ!! タヌキであります!! 年始、多くのA.N.R.A.会員は きっと同じセリフを叫ばれたことでしょう。 猿を描く、というテーマであるにもかかわらず 別の動物を描いた時点で すでに解説を許さない一枚・・・。それに対して何故あたいが解説をせねばならないのか・・・?ふぅ・・。 とにかく、進めてまいりましょう。 まず、皆様はすでにお分かりのように サルと言えば大きな耳・・・。実際に猿の耳が大きいかどうかは別としても 古今東西サルのイラストと言えば顔の横に大きな耳が有るのが代表的な特徴であるはず。その耳が・・・頭上に・・・?そして、身体全体が丸いのは何となく許せるものの、手足までも太いというのはほとんど見たことがありません・・・。サルというと、手足が長くて比較的細く描かれることが多いですよね。特に足をご覧ください。これは・・・。オバQの足が確かこんな感じだったと記憶しておりますが、とにかくここが大きく違うところです。明らかに「ぽっちゃりした猫」のさらにそれをゆるキャラに仕立てたときによく使われる手です。 「そうだ♡ ゆるキャラっぽくしてごまかしちゃえ♡」と、猿という上級者向きテーマに最初から逃げた感が丸わかりの一枚となっております。 さらに進めていきましょう。問題はこの「しっぽ」です。これが 多くの方から「吉田さん!これはタヌキですよ!」と突っ込まれる大きな要因となっているに違いありません。猿特有の長―い そう、時には木にそのしっぽを巻きつけてぶら下がったりする あの長―いしっぽがこんなにも短く!!めっさコンパクトな仕上がりに!! そして、何といっても味わい深いのが 「謎のほっかむり」。 吉田画伯なりに「猿は確か富士額♪」という発想は有ったらしく、かろうじて富士額の生え際が表現されるも、この「謎のほっかむり」を被せたせいで 富士額も残念な中途半端さに。泣 何気に顔が「カッパ」であることも見逃せません。 顔はカッパ、身体はタヌキという絶妙なコラボレーション。そしてゆるキャラ逃げ。 しかし、今回は「他人様を正月から怖がらせない」という意識を持って描かれたことがうかがえる一枚であるため、そこは大きく評価したいところであります。 しかーし!! 皆様・・・! 吉田画伯の恐ろしさはこんなもんじゃありません! 「なーんだ!今年は怖くなかったね お母さん♪」「そうね♪今年は安心して暮らせそうね」なーんてのんきな会話で油断したご家庭&カップルの皆様! 吉田の本当の恐ろしさ・・・それは主に「二枚目」に醸し出されることを覚えていらっしゃいますでしょうか。 伝説の「二枚目」、そう、去年の「未 マーク2」は まだ記憶に新しいところであります。 動物ではなく既に「虫」だったという ハガキにならずに闇に葬られたあの作品。 何と今回も 画伯は書いておられます!そう!二枚目を!!! チャッチャッチャ~ン!チャッチャッチャ~ン!(2時間サスペンス的な) 背筋も凍るホラーシリーズ 「震撼の申!」それはこちら!! 何ということでしょう!2016年 ついにグレイ発見!! もはや他の動物どころの騒ぎではありません。地球外生命体です!早く来てモルダー! よく年末に放送される「ビートたけ○の 超常現象スペシャル」で出て来そうな そう、これは「未確認生物・・・UMA」というやつですね。これはさすがの◯槻教授も グウの音も出ないでしょう。 ああ、なんという恐ろしい形相・・・。そして、何と恐ろしい手足・・・特に先っちょ・・・。 よくよく観察してみると 右手と左足は3本指で形は同一であるものの、左手は4本指、右足に関しては「柊(ひいらぎ)」の葉です。(注:おさるの指は5本指です。) 刺々しい爪は 明らかに何かを壊そうとしています!雑に!目は吊り上り、にやりと笑う口元は間違いなく企んでいます!何かを! しかも!! 皆様、右肩にご注目! 何故かこの右肩だけが膨らんでいます!ひー!一体ここに何を仕込んでいるのか・・・?! そして サルを描けと言われてこういうヒゲを描く人はまずいないと断言させて頂きましょう。 吉田「目の前に招き猫があったからそれを見ながら描いた♪」 ・・・・・。 謝れ。 伊勢神宮近くの招き猫のお店に。謝るがいい吉田よ。 これを見た時に「こ・・・これは年賀状には無理!新年早々地球侵略の恐怖を皆様に送りつけてどうする?! ここはもう一枚の失敗したゆるキャラで!」と お蔵入りにすることを決意した私です。 何が一番怖いかというと この二枚、間違いなく同じ人物が書いている、ということなんです。お気づきになった方もいらっしゃるかと思いますが この二枚、全く絵のタッチが違うんですね。短いしっぽと頭にある小さい耳、 やはりこだわりの富士額は共通するものの、全然違うのです。絵のタッチが・・・!まるで、違う人物が書いたかのよう・・・。あたいとしてはこれが一番の恐怖でございました。「ひ…憑依・・??」 余りにも心配した私が かの有名なスピリチュアリスト「ラブフラワー・フェアリーエンジェル・ジュピター女神ララ・魔璃杏ヴィーナス先生」にご相談したところ、「むむっ!これは!魔界の物に取り憑かれておる!すぐ浄化をしなければ死ぬぞっ!」と言われたのですが、(←嘘です)浄化どころか正月から調子に乗って一気にお餅を3個も食べ、先日も蕎麦を3人前食べるという偉業を成し遂げ 着実に浄化とはかけ離れた生活を楽しんでおります。 誰か助けて下さい!笑 さて、恐ろしいものをお見せしてしまいましたので 御口直しに 比較的可愛く描かれたおサルをお見せしてまとめたいと思います。 これは12歳になる私の息子の作品です。耳がないものの 吉田画伯に比べると全然マシな出来と言えます。(というか、3人の中でも一番パンチが有ります) 小学生に完敗する吉田画伯の来年の干支画はいかに?! どうぞご期待ください!PS. ラブフラワー・フェアリーエンジェル・ジュピター女神ララ・魔璃杏ヴィーナス先生は実在しません。笑
2016.01.16
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あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。毎年恒例の「吉田&河本 干支年賀状」ネタは、今 先生が準備中ですので、もうしばらくお待ちくださいませ!今年の吉田のサルも、なかなか味わいのある仕上がりで(笑)、先生が「文章が湧きあがるわぁ~~!」と言っておりましたので、楽しみにしていてくださいね!今年もゆるゆるアップしていきますので、よろしくお願いしまーす!
2016.01.10
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