メチョ的5つ星映画集

旦那とともに映画マニアなので、
ここでは最近見て「ケフィメ!(最高!)」
と言わされたフィルムの感想なんかを書いて行きたいと思います。
あくまで私的なもので、その時の気分に左右されているので、
面白くなかった!と文句いわないように。

「ラスト・サムライ"LAST SAMURAI"」
予告編がすっごくよかった。
マトリックスに不満が残っていたので、即行前売りをGETしました。
もう泣きすぎて出目金のようになって映画館から出る羽目に。
あれってちょっと恥ずかしいですよね・・・。
隣の旦那もラストではグスグス鼻を鳴らしていました。
なんとなく、シメシメと思ったり・・・。
内容の方は周知のとおり、評判もいいみたいだし、
当然、ハリウッドってことで金もかかってるし、
トムさんも渡辺さんもかっこいいーし、
あ、日記で書いた、福ちゃんこと福本さんも「ボブ」で頑張ってました!
えー「ボブー?」って旦那と大ウケ。
撮影はニュージーランドで行われたようですが、
それを知っていたからか、最初に武士達が馬を駆っての登場シーン。
竹林とかだったらバッチリだったのに、なんかジャングルに見えちゃって、
そういうとき、あんまり前情報、聞かない方がいいと思いますね。


「座頭市"ZATOICHI"」
ビートたけしが結構好きなうちの旦那・・・。
TVで予告編を見ただけで、「行くぞ!」ってなってました。
しかも彼が好きな時代劇物。
でも時代劇を映画館へ見に行くのは
「サムライ・フィクション」以来かも・・・。
ところでメチョは今、妊婦ですが、
ほかの妊婦さんにはお勧めできないかもしれません。
でもメチョはすごく楽しめました。
手が落ちたり、血しぶきドバッーは旦那と日々アクションを見ているから
慣れてるのだと思います。
「やれー行けー!いちー!!」って応援してました。
たけし演じる「座頭市」のおとぼけぶりが、
なかなかいいテンポを生み出していました。
旦那は市が仕込み杖をさやに戻すたびに
「おー」とか「うーん」とか満足げに見とれていました。
ウチではDVDで即買いが決定しております。
ある批評で「座頭市」としての、
盲目としての悲しみや苦しみが出てなーい
と、お怒りの論評が・・・。
でも本人が悲しいかはわかんないやん。って思いました。

「恋におちたシェークスピア" Shakespeare In Love"」

この映画を見る前に「キリング ミー ソフトリー」(やさしく殺して)? を観たんですが、
それに出てくる怪しい男性を演じてる、
「ジョセフ・フャインズ」って人がシェークスピアをやってる。
どっちも妖艶、なんか・・・いっちゃってる!
って感じでメチョ好み。
スランプに陥ってるシェークスピアが恋に落ちて、
その実体験から「ロミオとジュリエット」を書き上げていくお話。
ってーとなんか堅そうだけど、
そうねー男性には面白くないかもねー。
でも女性なら、なんかあの恋の楽しさ、つらさ、共感できるところがあるのでは・・・。
ちょっとネタばらしになっちゃうけど、
シェークスピアが恋に落ちる相手がロミオなのー。
ってホモじゃないよ!
男性と偽ってロミオ役を得た女なんだけど、
これがまたどんどんきれいになっていっちゃう。
そいで初演前にそれがばれて降板されちゃう。
「ロミオとジュリエット」の初演はどうなるううううう。
って最後は結構、手に汗、握って観てました。
おもしろいよ!!!


「アイ・アム・サム"I Am Sam"」

とにかく、感動したのよ! まあ障害者をテーマにした映画は何かしら涙を誘いますが、 現実はそんなに甘くないのよ!と思う人もいるでしょう。 もちろんそうでしょうとも。 でも、こんな映画があってもいいでしょ。 サムが子供を作っちゃってもいいでしょ。男なんだから。 奥さんは将来を悲観して、逃げちゃって一人で子供を育てるハメになったサム。 子供の名前を大好きな「ビートルズ」の歌詞から取った、としてもいいでしょ。 とにかく、「愛してる」「LOVE IS ALL」の純な精神で頑張るサム。 スターバックスで8年間も時給8ドルで働くサム。(安すぎるぞ!怒) たびたび流れてくるビートルズのメロディーが物語りにうまく溶けこんで とってもいいの!!! この映画を見て急にビートルズ・ファンになった人はいるはず! (わたしもその一人・・・。さっそくビートルズ・ベストを買いました・・・。) 弁護士役のミッシェル・ファイファーもいい感じ! 忙しい働く女、でも悩みは多くて、淋しい。 そんな状況でいやいやサムの親権争いの弁護をするハメに。 でもこの出会いが彼女に大きな一歩を与えます。 mechoが涙と鼻水をだらだら流した一作です。

「コラテラル・ダメージ"Collateral damage"」

アクションは旦那専門で、いつもお付き合いで見る程度なんです。 この日もウキウキしてアーノルド・シュワルツネッガーなんかの ビデオを借りてきた夫を白い目でみてたはずなのに! アーノルド・シュワルツネッガーは強いはず!という思い込みがすっ飛びました。主人公はただのタフな消防員で、テロで犠牲になった妻子のあだ討ちに コロンビアに密入国するのですが、別に超人的な英雄でもなく、特殊部隊でもない一人のパパが歯を食いしばって頑張るーーー!!!映画です。 でもって、テロの実態というか、なぜそこまでアメリカを憎むの? 復讐が復讐を呼ぶ、人間の悲しい性も織り込まれていて、 これは、今までのアーノルド・シュワルツネッガーの映画とはかなり違いますよ!反対に今までの彼の映画に魅力を感じなかった人はこの映画を見て彼の印象が変わるのではないでしょうか?もちろん爆発炎上シーンもたっぷり入ってるし、最後にびっくりも待ってるのでかなり楽しめる映画だと思います。 シュワちゃん良くやった!

「リトル・ダンサー"BillyElliot"」

この映画はイギリスのアカデミー賞を取った傑作ですよ。 実は12月30日にもWOWOWでやるそうです。 なんていうか、自分に正直でいようねって励まされた気分でした。 舞台は1984年のイギリス。父の期待を背負ってボクシングの練習に 励んでいた少年が、たまたま隣の教室で練習していたバレエを見て その魅力に取り付かれていきます。 でも父は頑固親父。兄はストライキ運動で大忙し。 おまけに家は超ー貧乏。 そんな数々の問題の中で家族の絆が深まっていくストーリーに あっという間に引き込まれて、気が付いたらポロポロ泣いていました。 一緒に見ていた旦那にばれてはこっぱずかしいと、 なんとかコソコソ泣いていたのですが、 そのうち旦那までグスグス、いい出して、 それからは遠慮なしに2人で泣きまくりました。 (しかも晴れた日曜日の昼間から。) 最近、感動して泣いてない人は必見ですよ!!!

「デスペラード "Desperado"」

もう古―い映画なんで、見た人もいっぱいいるんじゃないかと思いますが、 メチョ家のランキングベスト3には入る作品ですので、 やはりここに書いておくべきではと思いました。

アントニオ・バンデラスという、むちゃラテン系で、濃い男性が主演で、 (この人は、むちゃメチョの好みです。) その人が恋人を殺された復讐にギターケースを改造して 中にこれでもかってぐらい武器を詰め込んで 復讐の相手を探す旅をしている。という簡単な設定です。 なにが面白いかって、なんかもうむちゃ娯楽映画というか、 えぐいとか、銃撃戦が・・・って声がかき消されるぐらいすごい ガン・ファイトで、すっきり爽快です。 ヒロインも文句無しに綺麗だし、その顔で、 主人公が負傷したき傷口に「消毒よー。」 なんてタバコの火を押し付けたりするところなんて最高です。 また、映像的にも大変キレイで、 メキシコの青い空と乾いた空気がよく伝わってきます。 まだ見てない人はぜひ!
「ムーラン・ルージュ "Moulin Rouge"」

あいかわらずビデオは観まくってるメチョですが、 なかなか更新にいたりませんでした。 でもこれは!うーん、さすがはバズ・ラーマン監督。 さすがあの「ロミオとジュリエット最新版」を撮った方です。 全体的にポップでおしゃれ。 これってコメディ?と思いたくなるような脚本。 ミュージカルは眠たくなるのよねという人にもお試しあれ。 観ているうちに眼がらんらんと冴えてきますよ。 とくに物語中盤で、ムーラン・ルージュの支配人、 ちょび髭の親父が、かわいくマドンナの「ライク ア ヴァージン」を 歌うシーンは最高です。 また、ジョン・レノンやポール・マッカートニーの曲もアレンジされて 入っています。 ニコール・キッドマン(主人公の娼婦の役)もあやしい美しさに磨きが かかって、まあきれい。 たのしい映画でした。


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