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人間は自分そっくりのアンドロイドを作り続け、アンドロイドは人間を殺す。
人間は自分そっくりのアンドロイドを作り続け、アンドロイドは人間を殺す。
人間は…
永遠に続く地獄のフーガ。このノイローゼが、フランケンシュタインコンプレックス。名付け親はSFの神、アイザック=アシモフ(1920-1992)だ。最近ではこのテーマのアイ,ロボットがDVDになったばっかりかな。彼はかのロボット三原則を考えた作家としても有名っすよね。鉄腕アトムの中で、アシモフより全然先に、手塚治虫さんがロボット法というロボットの法律を作ったのも有名っすね。どっちもロボットが人間に危害をくわせさせないためのルール。
たいていの科学の進歩はSF小説やSF漫画の予想より早かった。TV電話や携帯電話。DVDなんてのも、アトムに出てきたロボイドが使ってるっすよw
でもロボットの進歩だけはSFより遅れている。SFどおりだと感情を持つロボットはすでに現れていなきゃいけない。掃除や洗濯をしてくれるロボット。キャッチボールをしてくれるロボット、友達みたいなロボット、そして恋人のようなロボット。
ドラえもんもそろそろ本当は発明されないといけないっすかねw ドラえもんが出来たとしても、どこでもドアとかはもう100年先だろうけどw
ま~ロボットが感情を持つようになり、人間に反逆し、人間を絶滅させるというのは、相当飛躍したSFだとは思うっすよ。おそらくこういった物語のほとんどは、機械文明に対する皮肉の意味が強いっすからね。つまり人間が機械を使うことから、だんだん機械に使われている人間という社会への強烈な風刺っす。かくゆう俺も機械に使われ始めている人間の一人っすかね。少なくとも仕事上の最大のパートナーはこのパソコンっすからねw
人造人間キカイダーの最終回っす。ジローは人間と同じ心を手に入れ、兄弟であるゼロワン、ダブルオー、ビジンダー、ハカイダーを壊してしまうっす。人間になったからこそ、兄弟をも平気で殺せるようになったと言うっす。そして原作者の石ノ森章太郎さんは、この物語の最後のページを漫画史に残るこんな言葉でつづったっす。
「ピノキオは人間になって本当に幸せだったのだろうか」