サルサを踊って、ワインを飲んで、Human Resource Managementを考える

サルサを踊って、ワインを飲んで、Human Resource Managementを考える

2006.01.01
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 正月。

 大学を卒業したのが2002年。それからもう4年経って、
ついに2006年である。そして来年は労働力問題で知られる2007年。
時の流れは速いものだなあと、しみじみしてしまう。


 さて、正月である。それも元旦だ。
正月の楽しみというと、「雑煮」である。
俺は、どんな豪勢なおせち料理よりも、雑煮を楽しみにしている。
刺身よりも、数の子よりも、鯛よりも、雑煮が良いに決まっている。

 俺は、物心付いた頃から、餅が好きだったのだ。



 一番古い記憶を辿ると、それは、幼稚園時代。
当時、テレビでは「にっぽん昔話」というアニメがやっていて、
毎週これを楽しみに観ていた。
 知っている人は知っていることだが、このアニメ、
飲食物を咀嚼(そしゃく)するシーンが、多い。
しかも!かなり、おいしそうに飲食物を食べるのだ。
 何の話だったか、とうに忘れてしまったが、そのアニメに
登場するおじいさんが、餅を食べるシーンがしばしばあった。
それはそれは、おいしそうに、餅を「にゅう」と伸ばして
食べるのである。普通そんなに伸びないだろう、と思うほどに、
にっぽん昔話の中では、餅が「にゅうううう」と伸びるのである。


 他にもある。
きっと、幼稚園時代に、観たテレビCMだろう。
餅を網の上で焼いていると、餅の表面の一部が、
「ぷくーっ」と膨らんで、風船のようになるのである。
これが、子供心をくすぐらないわけが無い。


「正月になると、餅を食べられる」ということを、学習したようだ。
幼子の頭では、すっかり「餅=正月」の式が完成していた。




 時代は下って、小学校時代。
その餅料理の中でも、一時期ハマったのが、当時出会った、
きな粉餅であった。きな粉に砂糖を少々混ぜて、焼餅にそれをつけて
食べると、何とも言えない幸福感があった。

 それまでは、餅というのは、醤油で食べるものだと思っていた。
餅を4つ焼いてもらっても、全て、しょうゆ味であった。
だから、きな粉餅の登場は、それはそれは衝撃的で、かつ、
皿上のバリエーションを広げるという面でも、大活躍してくれた。




 さて、雑煮だ。
俺の人生に、お雑煮が登場したのは、いつの頃だったか、覚えていない。
幼稚園の頃だろうか、母に買って貰ったクイズ本の中に、
「象」がお椀の中で「煮」られているイラストを見た、という記憶だけ、
確かに残っている。「正月の食べ物、なんだ?」みたいな問題だろうか。

 母の作るお雑煮は、醤油ベースだ。
だしの素か何かで、だしを取った後、醤油とみりんと、
料理酒で味を調える。これがスープとなる。
具は、鶏肉と、白菜と、焼き豆腐。このシンプルさがたまらない。
醤油の味の染みた鶏肉と、歯ごたえの気持ちいい白菜。
小さく切った焼き豆腐のやさしさが、餅の味の「素直さ」を引き立てる。

 一杯のお椀に入れる餅は、二つ。
その餅の上に、焼き海苔を、指で千切(ちぎ)り、千切って、
全体にまぶす。すると雑煮の湯気に乗って、海苔の風味が漂ってくる。
静かな幸せを感じる瞬間だ。




 手前味噌な話になるが、母の作る雑煮は、うまい。
うまいだけに、一年の特定の季節にしか、お目にかかれないのが、
残念なのである。残念なのだが、それが、毎年の楽しみになる。

 俺は、27歳になっても、幼年時代と変わりなく、
「正月は雑煮を作って欲しい」と母に注文をつけ、
子供の頃となんら変わりなく、雑煮を前にして、指で海苔を千切り、
これを雑煮にまぶすのである。
 今日も明日もあさっても、正月の間はそうするのだ。
それは、俺にとって、正月のささやかな楽しみである。





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Last updated  2006.01.02 03:20:04


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