iPad特集
のコーナーが設けられたようです。 新しい情報ツールやアプリケーションが発売されると、それをテーマに特集を組んだ雑誌や書籍が発売されるのは出版界では常なので、特に驚くことではありません。
自分が興味深く思っているのは、 それらが皆、 電子書籍ではなく紙の書籍や雑誌であるということです。 iPadは電子書籍や電子雑誌が読めるということで、iPadの解説書や活用ガイドも電子書籍で、というのが自然だと考えます。 でも、現状は ・・・。
まだiPadを持っていない人をターゲットにした内容のものであったり、iPadで読めるように電子書籍化するのが間に合わなかったというのも理由として考えられます。 そしてもう一つは、iPadで解説書や活用ガイドのページを開いて読み始めるとそれ自身で画面がふさがってしまい、その解説に対応するiPadの操作がやりにくくなる、ということもあるかもしれません。
“自分自身の機能や操作法についての解説は、自分自身に内在していない方が使いやすい” ということがあれば、今後新しい電子書籍端末が出てきても、その解説書や活用ガイドは紙の本として生き残ることができるかもしれません。 もちろん、iPadや他の電子書籍端末を使って、新しく買った端末の解説を読むということは起こりうるのですが ・・・。
ほんの些細なことかもしれないのですが、私自身は、いまの現象をとても興味深く思っています。
新しい取り組みに向けて 2011.07.10 コメント(1)
紙の書籍と電子書籍の同時発売のこと 2011.06.25
何事もチャンスを大切に 2011.06.12