心の全て

心の全て

投稿してくれた君の詩2



ソラを見上げれば月がもう昇って
こっちを向いて憎たらしげに微笑んでた
ボクは思わず「何笑ってんだよ」怒鳴ったんだけど
月はまるで知らん顔で笑ったまま

夜が明けたら月は眠りについた
あいつは消えたけど
あの憎たらしい微笑だけは消えちゃくれない
あの黄色い月はボクとは違って輝いてたんだ

またあの月が笑ってる
ボクの弱いトコ見透かしたように笑う
「ボクも太陽がなきゃ自分で輝けない」なんて
どっかで聞いたようなコトを明るい笑顔で言いやがった

まだ夜中、暗闇が世界の全てだ
なのにあの月は
「もう眠いから寝るよ。
 朝になったら起こしてよ」なんて
言いながら今日も眠りについた

夜明け色のソラに月が昇った
陽に輝くソラに小さく浮かび
ただ太陽を待っている
ボクみたいな奴だ

「おいおい、それじゃあらしくないだろう?」
月が笑うから僕もつられて笑ってしまった
―――――――――――――――――――
お久です^^
詩更新してたようなので見に来てついでに月関連で投稿してみましたwww
(2006/01/22 10:35:45 PM)


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