In My Life

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2014年02月01日
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カテゴリ: クラシックギター
木の文化♪.jpg

直接お話させていただいたことはほんの数回ほどですが、それでも松村さんは僕のギターライフに決定的な影響を与えてくださった恩人です。

今から7年前のこと、25年振りにクラシックギターを再開したばかりであるにも関わらず、僕は勧められるままギター文化館主催のギターコンクールに参加したのでした。貴重な方々との出会いに恵まれるなど終わってみれば多いに意義があったコンクールでしたが、そこで予想もしない心奪われる出来事が起きました。客席でシニア部門参加者の二次予選課題曲(マリアルイサ)の演奏を聴いていたときです。2名の参加者が抜きん出て素晴らしい音色の演奏をしていると僕は感じました。その音色にたまらなく魅了されたのでした。 

押さえられない衝動に駆られた僕は、ステージから降りてきたところでその2名の方それぞれにずうずうしく尋ねました。
「どなたが製作したギターを弾かれているのですか?」

2名の方が同じギター製作家の名前をあげたのには驚きました。それが松村雅亘さんだったのです。聴き分ける耳をもっていない当時のこと、その名前はあまりにもインパクトがあったのです。こんなことってあるんだ!と。


 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

そしてその翌年のコンクール。僕はギター製作でお世話になった工芸家のKさんと一緒に参加しました。休憩時間のことでした。たまたまギター談義をしていたら笑いながら僕を何度もどつく大変陽気な方がたまたま隣にいました。その方が松村雅亘さんだと知って驚いたのなんのって…。すぐ友達になれてしまうほどフレンドリーな方でした。人懐っこい笑顔で僕にくださった励ましのひと言を忘れることができません。

僕に何度もポジティブなサプライズをもたらしてくれた松村さんでした。僕がクラシックギターを好きな理由はその「音色」にあります。松村さんのお人柄とギターに注いだ情熱あっての「音色」だったのですね!






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最終更新日  2014年02月02日 05時35分14秒
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