In My Life

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2016年02月10日
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クラシックギターを断念.jpg



3年前の発症時のこと、2週間続いた嫌な頭痛がいよいよ我慢の限界に達し、職場の事務員たちの強い勧めに従って(折れて)初めて脳神経外科のMRI検査を受ける決心をした日の晩のこと。クラシックギターの師匠である足立先生に"レッスンのキャンセル"を伝えるメールを。「例えば"脳梗塞"といった悪い病気でないことを祈ってます」と。

結果、悪い予感が的中してしまったが、発症当時は頭痛だけでなく"目まい"と"ふらつき"がとにかく酷過ぎて、"痺れ"まで感じている余裕がもてない感じだった。"痺れ"は実際、じわりじわりと時間をかけて少しずつ少しずつ酷くなってくるのであり、それが現在も続いている。指先がどんな物にも触れることを嫌がるものだから、どうにもならない。当然、楽器も同様。だから足立先生にも「もうギターは弾けません!」と断念の報告を…。

グローブを四六時中装着することで"痺れ"をごまかせることに気付くのに3カ月を要した。指先をカットした非常にタイトなボルダリング用の特殊グローブがあることを、自宅から近い"ナムチェ・バザール"で偶然見つけた。この優れモノは多くの点で僕の後遺症克服を救ってくれたのである。先ず何といっても、就寝時に"痺れ"を忘れさせてくれること。この効果が何と言っても大きい。

右手5本の指の感覚麻痺は"繊細な動き"という機能的な障害も伴っている。一時メディカルフィットネスジムに入会して"精密作業療法"を申し込んでみたが結局実現はしなかった。そこで悟った。自分に最適なリハビリ、後遺症に対する最大の克服手段は「自分が最も好きなこと」すなわち『音楽=楽器演奏』であると。

「好きなこと」の存在は・・・.jpg

「右指が以前のようには動かなくなってしまったけれど、またギターを弾くことだけはなんとかできそうです!」と足立先生に伝え、4か月振りにレッスンも再開していただき現在に至っている。繊細な演奏を要するクラシックギターの作品は指のリハビリとして最適なのだ。その後1年が過ぎて現在レッスン中の「愛のロマンス(禁じられた遊び)」を「ジングルベル・ロック」とともに昨年末の涸沼福祉施設におけるクリスマス・ライブで設けてもらったソロ・コーナーで演奏させてもらった。練習の成果を披露できる場があって幸せだ。大きな遣り甲斐にもなる。「もうギターは弾けない」と完全に諦めたのが1年前のことだったのが嘘のようだ。

高田さんとのコンビ結成.jpg

その後、たまたま妻のベースギターを借りて遊んでいたら、それを聞いた笠間のハワイアン・ミュージック愛好家が僕を自分たちのバンドに誘ってくれた。昨年1月のことだった。ハワイアン、スチールギター、ウクレレ、ベースギター、フラダンス…どれをとっても僕には初めて触れるものばかり。むしろその異文化過ぎる要素が僕の好奇心を強く刺激した。

坂内さんとの出会い.jpg

そしてまた、すぐ気付いたことも。ベースギターは絶対僕に向いてる、と。明確な目標もできた。昭和歌謡の天才ベーシスト、江藤勲さんのエレキベース、スポンジのミュートボックスをピックアップに被せたオレンダーのピック弾きによる独特の音色!昭和歌謡のほとんどのヒット曲や"ルパン三世"、"サザエさん"などで聴ける魅惑のベース。あの不思議と抜けが良くて心地良いベースサウンドが大好きだ。

江藤勲さんのベースサウンドが目標.jpg

それからである。不思議なほど嬉しい出来事が連続して、しかもタイミングよく起きたのは…。


数々のライブ・イベントで演奏.jpg

しかし、理想的なベースラインを構築するためのコード理論が僕に欠落していることを自覚。するとそんな僕にジャズギターの名手で理論家でもある高野行進先生が"バークレー・メソッド"によるコード付けのノウハウを楽しく指導してくださる。また鉾田のフラダンス・イベントにもベースギタリストとして僕を呼んでくれて。 

ベースギターとの出会い.jpg

また、バンド内で唯一の女性ボーカルTさんは、普段は単身福祉施設を慰問して得意の演歌や昭和歌謡を歌って聞かせている歌の先生。そのTさんが自分の歌の伴奏を僕のギターで、と指名してくれて。 この他にも…、いっしょに音楽やろうよ♪とお誘いを昨年は数多くいただいて。そのほとんどが(打算のない)純粋に音楽の醍醐味を共有したいがためのものであるだけに、本当に光栄なことだと思う。自分の右指、まともに動かせていないのだから尚更に。

これだけ貴重な出来事が続けて起きると、どうしても感じてしまう。何か運命の歯車のようなものが大きく動き始めたんじゃないか、と。 あくまで基点は"リハビリ"。無理せず、ストレスも極力避けて、マイペースでやっていこうと思う。

ウクレレとの出会い.jpg

次回(今月)のボイス&ボーカルレッスンの課題曲(希望曲)をビートルズの「イエスタデイ」に決定。BBCラジオ・ライブの2枚組CDを先ほど聴いて痛感。ビートルズはメジャーデビューの前から既に"最強のロックンロールバンド"だったんだね。ライブバンドとしての実力とカリスマ性を身につけたのは(メジャーデビュー直前にビートルズを解雇されたドラマーの)ピート・ベスト曰く、ハンブルクでの数百回という長時間ライブの積み重ねによるもの、だとか。納得!グループとしてのビートルズは、自分たちがやりたいようにライブをできてた頃が最も良かったんじゃないか、と。ハイトーンのシャウト系ナンバーならポール、それ以外ならジョン、ビートルズには最強のロックボーカリストが二人もいたのだからそれだけでも本当に凄いこと!ジョージのギターもかなりイケてるし♪

改めてビートルズを.jpg

貴重なライブ映像でボーカル・レッスンの予習を。「イエスタデイ」を歌う時だけはベースをピックでなく指弾きするポール・マッカートニー。隣で伴奏コードを心地良く刻むジョン・レノン。ポールと見つめ合う互いの表情から伝わってくる深い信頼感、溢れる自信と充実感。ウルウルしてくるなあ…。





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最終更新日  2016年02月10日 21時34分51秒
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