将来に悩んでる人へ


就職、将来、自分が本当に何をやりたいか・・・。
これがやりたいから大学にはいった。

けど・・・実際それになれるのか?
それが本当に自分に向いているのか・・・。

自分も悩みました。
大学四年になり、就職活動の真っ只中で。

建築家という可能性に、もう少しだけかけてみたい。
自分がそこまで出来るのかもう少しだけやってみたい。
そんな、気持ちから大学院を選択しました。

試験勉強をはじめ、試験一週間まえになり不安を感じ出す。

「本当にこの道でいいのだろうか?」
「これが自分のやりたい事?」

そんな気持ちを引きずりながら試験三日前に。
張り詰めていた糸が切れた。
勉強をやめ、じぶんのやりたい事を探し始める。
友達の言葉をきっかけに心理カウンセラーに興味を抱く。
試験前日に専門学校を見学に・・・。自分の性格にも合ってると感じた。
このまま進むのだと思った・・・。

試験前日の夜に、研究室の先生(建築家)に相談のメールをした。
返事がすぐに返ってきた。

「実際のところなんて答えていいのかよくわかりません。
 今の時期に悩むのは当然の事。よく考えればいい。
 だけど自分が何にむいているか?と考えても結論はでないでしょう。
 そんなに社会の事を知らないから。

一つの事が出来ないのに、中途半端に他にいっても同じだと思います。
カウンセラーの仕事が、君の一生の仕事になるかは全く未知数ですから。
おそらく、自分に自信がないから、逃げているだけです。
きっとカウンセラーの勉強を始めても、同じことを繰り返すのでしょう。

隣の芝生はいつも青いから。自分の芝生を青く出来ない人は、隣の庭を手に、また枯らしてしまうだけです。
分かり易いですね。

とにかく、自分の好きなことが出来ることが一番です。
それが仕事ならなおいい。
建築は、そういう意味で可能性の高いジャンル、つまりつぶしがききます。
今からよく寝て、あした精一杯受験して、結果を見てから考える。
それが運命だと思うとかね。」

自分の確信をつかれた返事だと思った。
自信がないから目をそむけた。全くその通りだと思った。

厳しくもあり、優しい言葉だった気がする。
何もわからないから、進めばいいじゃないか。
壁にぶつかったら、悩めばいい。
そうやって人は大きくなるんだと感じた。 

いま就職・将来のことで悩んでる人へ
たくさん悩んで出した答えならきっと進めるはず。
ぶつかったらまた悩めばいい。
その答えに踏み出す事で、いまとは違う世界に入る。
もし、その世界が自分のやりたい事とちがっていたら、納得いかないなら、
次の道をまた悩まばいいと思う。
悩んで、それに決める。それを決めない事にはまた次の悩みはうまれない。

まるで、回り道ばかりをしているみたいに感じる。
でも、きっと遠回りをして失うものはないんだと思う。
時間はとりもどせないけど、人間死ぬまで何かを探し続けているから。
勉強して、無駄になる事ないのと一緒でね。

結論として、決してやめてははいけない事。

『前に進む事』自分の強い意志なのかもしれない。

それをやめたら・・・きっと、人としの成長が終わるんだろうなぁ。



© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: