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2024.06.28

週間書評　世界一流のエンジニアの思考法　考え方を一新して効率化し、定時で帰ろう!

カテゴリ：本

仕事も私生活ままならないなぁと思う昨今、手に取ったこの本は今の自分に必要なことが沢山かいてありました。

著者はADHDでありながらマイクロソフトで働き一定の成果を出している凄腕エンジニアです。

ADHDであるため、皆が普通にできる事ができない、故にどうやったら皆と同じようできるか、結果を出せるか。その創意工夫を書き綴ったのがこの本でした。

その中で心に残った言葉

①できる人に聞く
②新しい技術を習得したいならブログネタを書く
③生産性を向上させるなら定時で帰って学習する

①できる人に聞く

彼は周りに自分ができないことを、なぜできないのか、どうしたらできるようになるのかを聞き、その回答を得る形で本の内容が進んでいきます。

　会社では現場の作業でできないことを聞くのはよくありますが、ここでの違いは具体的な作業内容ではなく、何故そんなにスピードが早いのか、ディスカッションが円滑にできるのか、等の効率を上げるマインドセットに焦点を当てているところです。

②新しい技術を習得したいならブログネタを書く

　じゃあ基礎はどのように習得するか。著者はメンターからブログにすると良いよと言わせたそう。ブログに限らず人に説明できるようになることが一番理解を深めることだというのは他の本やメディアでも言われていることですね。

③生産性を向上させるなら定時で帰って学習する

　結果を納期に間に合わせたくでひたすら残業するのは日本ではよくあることですが、海外では違うようです。納期は変更して当たり前、残業して作業を進めるのはたしかに事が前に進みますが、定時で帰って学習して効率を上げるほうがいいですね。エクセルでひたすら文字を入力してくより、マクロを勉強して自動化するのが良いという考え方と同じです。それをもっと自分の作業2照らし合わせて効率化できたらなとおもいます。

自分の中で実践できそうなこととしたら、

部下への指示は目標だけ、あとは自由にやらせる。間違えてはいけないところは指示する
皆のやる気を鼓舞する方法を模索。「仕事を楽しんでるかい？」は海外での合言葉らしい
自分もプレイヤーとして仕事を進める

ですかね。少しづつ日々改善していきたいものですね。

あとADHDも克服した旨も書かれておりました。
それは「作業の完了を認識すること」です。

例えば
家に帰ってきたとき、「家に戻ってきたこと」が完了ではなく「家に戻って鍵や財布を定位置において完了」と認識することでまだ何か終わってない感じが気持ち悪いという感情になって物を定位置に置くようになります。そういった認識を持つことで家が常に整理された状態を維持ぜきるとか。

この認識は今後持っておきたいですね。大変勉強になりました。お勧めの一冊です。