うちの会社では、緊急対応のためにメンバーが順番で自宅待機をする。
呼び出しは電話一本。
電話で応動指令を受けたら現場へ向かう、そんな仕事だ。
もちろん、待機中は酒も飲めないし、遠出もできない。
「まあ、仕事だから仕方ない」と割り切っているつもりでも、どこか落ち着かない。
ある日、後輩が真顔で言ってきた。
「先輩、もし待機の人が電話に出なかったらどうするんですか」
後輩からの鋭いツッコミ
いや、正論なんだけど。
そこまで詰められると、なんかこっちが悪いみたいじゃないか。
答えはシンプル
実際のところ答えは一つしかない。
“頑張って誰かを探すだけ”
それ以上でも以下でもない。
想定外の事態なんて、どんな仕事にもある。
そのたびに「どうしよう」と悩んで立ち止まっていたら、現場は回らない。
考えても仕方がないことは、考えない。
起きたら対処する。それだけだ。
とはいえ…
後輩の不安も分かる。
責任感があるからこそ、最悪のケースを想像してしまうんだろう。
でも、現場ってそんなに綺麗にシナリオ通りには動かない。
だからこそ、柔軟さと腹の括り方が大事になる。
今日もまた、スマホを横目に過ごす。
電話が鳴らないことを願いながら、でも鳴ったらすぐ動けるように身構えている。
そんな微妙な緊張感も、仕事の一部なんだと思う。
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