「アイツは、ヤリマンだ」
先輩と別れた翌日から、耳を疑うような噂が流れた。
はっきり書いておくが、私はそんな安っぽい女ではない。
その先輩とは、手をつなぐだけが精一杯でキスさえもしたことはなかった。
噂の出元は別れた先輩で、フラれた腹癒せに流した噂らしかった。
こんな馬鹿な男とつき合っていたんだ…
自分の愚かさに呆れた。
噂を流した先輩の思う壺のようで、気にしないフリをして学校に通った。
しかし、好奇の目にさらされ、限界はすぐに訪れた。
不登校
いつも通り家は出るが、学校には行かない。それが数日続いた。
当時、ポケベルを持っていた。
事情を察した友達が、自宅には連絡をせずポケベルにメッセージを入れてきた
『ダイジョウブ?
ミンナデ、マモッテアゲルカラ、ガッコウニオイデヨ』
鬱陶しいと思っていた友達からのメッセージ。泪が出た。
私は一人じゃない、学校に行こう。
そう思っていた矢先に、ヤツから連絡がきた。
『ガッコウニコイ!』
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