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イサクがパダン・アラムのアラム人ベトエルの娘で、
アラム人ラバンの妹であるリベカを妻に娶った時は、40歳であった。
イサクは自分の妻のために祈願した。
彼女が不妊の女であったからである。
主は彼の祈りに答えられた。
それで彼の妻リベカは身ごもった。
子どもたちが彼女の腹の中でぶつかり合うようになったとき、
彼女は、「こんなことでは、いったいどうなるのでしょう。私は。」と言った。
そして主のみこころを求めに行った。
すると主は彼女に仰せられた。
「二つの国があなたの体内にあり、
二つの国民があなたから別れ出る。
一つの国民は他の国民より強く、
兄が弟に仕える。」
出産の時が満ちると、
見よ、双子が体内にいた。
最初に出て来た子は、赤くて、全身毛衣のようであった。
それでその子をイサクと名付けた。
その後で弟が出て来たが、
その手はエサウのかかとをつかんでいた。
それでその子をヤコブと名付けた。
イサクは彼らを生んだとき60歳であった。
創世記25:19~26
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まるで絵に描いたような出会いをしたイサクとリベカ、
しかし、結婚生活は必ずしも順調とは言えなかったのかもしれない。
当時、不妊は不名誉であった時代、
子を産めないリベカへの風当たりはかなり強かったことだろう。
そんな中、イサクはリベカに子が与えられるように熱心に祈る。
祈り続けること、なんと20年!
イサクは、そんな人だった。
地道にコツコツ信仰の灯火を消すことなく祈り続けるイサク。
そんな彼の祈りだからこそ、
主は答えてくださったのであろう。
リベカ懐妊!
どんなに嬉しかったことか!
リベカは、お腹の子どもが双子であると、
生まれるまで知らなかったように思える。
初産だというだけで神経質になっていたであろうリベカは、
お腹の中でぶつかり合うまだ見ぬ子に不安を抱く。
そんなリベカに神さまは、
彼女から二つの国民が別れ出ること、
兄が弟に仕えることなどを語られるが、
恐らくリベカは、何のことだかわからなかったことだろう。
神さまのことばとは、時にそのようなもの。
その時にはわからなくてもいい。
時間をかけてゆっくりと、
日々の営みの中で、
そのみことばの意味が明らかにされていく、
みことばが、自分の血となり肉となる、
そんな時がきっと訪れるはずだから。
だからその時のために、
今はわからなくとも耳を傾けていたい。
神さまのみことば、聖書のことばに。
「兄が弟に仕える」
神さまは、そうおっしゃった。
なぜ兄のエサウではなく、ヤコブが?
確かに聖書の中には選びの不思議がたくさん出てくる。
私たちだってそう。
どうしてクリスチャンの家庭に生まれたの?
どうしてあの日、あの時、
クリスチャンの友だちに出会ったの?
どうして聖書を手にとって読もうと思った?
私たちがふさわしかったから?
いいえ、
すべては、神さまの恵み、
あわれみ。
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