コッツウォルズドライブ(画像)



【muppetpuppetさんと二日目】
 朝食後、出発。muppetpuppetさんとの待ち合わせの駅へ向かう。
ちょっと駅がみつからずうろうろ。
私は、土地感覚が良い方なので日本にいるときなら人通りのある方に進むと大体駅が見つかるけれど、
イギリスの駅は町はずれにある。
そのため日本と同じような感覚で探すと、駅と反対の方に行ってしまう・・・。
ようやく駅へ行くと、muppetpuppetさんの旦那様も一緒にまっていてくれる。

まずはカッスルクームの村へ向かう。
「全英一、最も古い街並みが保存されている村コンテスト」で何回も表彰を受けている村。

カッスルクーム花

人けが少なく、静かな村を歩くのにぴったり。夏は凄い人が押し寄せるらしいけど・・・。
ついに念願の「コッツウォルズ」の村へ来たのかと思うと感慨深い。
私はどうしても息子の相手をしないとならないが、muppetpuppetさんと母は、植物の話で意気投合し、お喋りも弾んで楽しそう。
その様子を見て私もうれしくなる。
muppetpuppetさんは、この村にも何度も足を運んでいるそうだ。
村にあるマナーハウスのお庭にも入ってみる。お庭を自分が白雪姫になった気分で歩く。

マナーハウス

その後muppetpuppetさんお勧めのTea Roomへ行く。
そこで食べたクロテッドクリームが美味しかった。スコーンにたっぷり付けて食べる。
muppetpuppetさんが案内してくれなければ絶対行けないような場所。

次はレイコックの村へ。
ランチは、村のtea roomのお庭で、muppetpuppetさん手作りのサンドイッチを食べる。
凄いでしょう。muppetpuppetさんの優しい心遣いに感激。(*^_^*)

この日の様子は、muppetpuppetさんの日記をどうぞ。美しい村の写真が一杯です。

前日の様子とこの日の様子 muppetpuppetさんの日記へ

muppetpuppetさんは写真を撮るのが上手です。
なんかmuppetpuppetさんも私も
同じ所へ行って、同じものを見たはずなのに、
私の目が気づかなかったステキなもの沢山写真に撮っていました。
やっぱり、イギリスのステキなところを熟知しているって感じです。
muppetpuppetさんおすすめのティールームの様子も写真によく出ています。

私はそのティールームで見つけた
(・・・と言っても、muppetpuppetさんが教えてくれたのですが)
ハリネズミの「靴の泥落とし」を紹介しておきます。(^_^;)
ハリのところに、靴の底をこすりつけて、泥を落とすらしい。
ハリネズミ


そうこうするうち、午後1時過ぎ。コッツウォルズのドライブはまだスタート近く。

muppetpuppetさんをおうちまでお送りする。
muppetpuppetさんのおうちには上がらなかったが、muppetpuppetさんのサイトでお部屋の間取りは公開していたので、
「そうか~、サイトを見ていたときは、とても遠くに感じた家だったけど、ここなのね~」
となんかうれしい。(*^_^*)
また会うことを約束して北へ車を走らせる。



【バイブリー】
家並みが美しい。モリスが「イングランドで最も美しい村」と言ったという。
川には、鱒がたくさん泳いでいる。

白鳥もいて、親は白くて、子どもは黒い。
こういう当たり前の情景を見て「みにくいアヒルの子」のお話ができたんだなと思う。
(この場所に関係あるわけではない)

バイブリー

【ボートン・オン・ザ・ウォーター】
夕方近くなり道を急ぐ。人気の高い村。
今日はボートン・オン・ザ・ウォーターで泊まることにする。
村の中に浅い川が流れている。もう6時で人通りも少なくなっている。
今日の宿はまだ決まっていない。村を歩きながら、B&Bを探すがなかなか見つからない。
ようやくB&Bの看板を見つけてベルを押す。

B&B

  ↑
(見えている車は借りた日産車)

人が出てこないので、あきらめて門から出ると、
近所の人が隣の家に人がいるから、そっちに聞いてごらん、と教えてくれる。
そうこうしているうち、家から人が出てきた。
部屋があるかと聞くと、「ある。どうぞ部屋をみて下さい」という。
中に入ると暗くて、「ヘンゼルとグレーテル」の家みたいな感じ。
部屋も二部屋貸してくれるという。やっと見つけたところだったのでここに決める。
(一人20ポンド(4000円)。息子の分はいらない)
ところが、その後話を聞くと、泊まるのが段々怖くなってきた。(>_<)

そのB&Bは、500年前に建てられた建物だという。道理で天井が低くて、暗いはずだ。
さらにこの家のオーナーはゴルフに行っていて、11時過ぎに帰ってくるから、下がガタガタしても心配しないように。
他の家族は隣に住んでいてこの家にはいない。
宿泊者も他になく、オーナーが帰ってくるまでは誰もこの家にはいない。
え~。大丈夫かな~。
それに私の名前を聞いただけで、他には何も聞かないし、書かせた紙も小さなメモ用紙。
インフォメーションで紹介されたB&Bなら、良かったんだけど、
行き当たりばったりで入ったところだから、本当に大丈夫なんだろうかと心配になってくる。
でも一度きめちゃったんだから、今更断れないし・・・とあきらめる。

でも室内は、本当にイギリスの古い家庭って感じでB&Bならでは。おしゃれ心が一杯。(*^_^*)

テーブル

居間の暖炉中にネズミの置物がちょこんと置いてある辺りがいい。
暖炉

こうやって写真を見ると、フラッシュが当たって明るいから、私の怖さは伝わりませんね~。(-_-)

夕食は隣のレストランに出かける。
夜、B&Bに戻ると、当然誰もいない。
薄暗い部屋を通り、二階へ上がる。階段がぎしぎしいう。

500年の重みって凄いよね。
怖い人が潜んでいたらどうしようという怖さもあったけど、500年もの長い間、この部屋で沢山の人が喜んだり悲しんだりして暮らして来たかと思うと、
その思いの深さに圧倒されそう。

部屋

その日は息子にくっついて眠る。ホントに息子がいてくれて良かったと思う。

翌朝、夜が明けたときは、ほっとする。
朝食は、先ほどの写真の暖炉やお皿や写真が飾られた居間で食べる。
伝統的なイングリッシュ・ブレックファースト
息子の朝食まで準備してくれる。

終わってみれば、ホントに凄いB&Bに泊まれてよかったっていう感じ。
イギリスならではのB&Bだった。ありがとうございました~。
(*^_^*)


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