CHI-AKIの部屋

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メロン争奪戦

・・・

ぬいぐるみ劇場 メロン争奪戦 (。'(ェ)'。)



おなかすいた~! ある日の夕方、おなかが空いて、「おなかすいた~!」と、

 管理人さんに自己主張するカッパちゃん。

 空腹で暴れかねないカッパちゃんに、

 管理人さんは『しょうがないな~』と思いながら、

 冷蔵庫から緑色の物体を取り出しました。

 カッパちゃんの前に出されたのは、美味しそうな緑色の

 キュウリ――じゃなくて、メロンでした!

わーい、メロンだ♪ 「どーしたの、このメロン!」

 メロンを見た途端、カッパちゃんの心は

 うきうきルンルンしだしました。

 「見切り品で、半分のやつが150円で

 売ってたから買ったの」

 「おお~っ!」

 目をキラキラさせるカッパちゃんだった。

このメロン、うまいのだ~ 「んまっ!」

 早速、メロンにかぶりつくカッパちゃん。

 「ご主人様、いい買い物したね(*^^)v」

 「おだてても、駄目だからね~」

  その時――カッパちゃんと一緒に管理人さんのお家に

 住んでいる、たぬちゃんが現れました。

 「いい匂いがすると思ったら、メロンだ♪」

 たぬちゃんは一応、イヌ科なので鼻が利くのです。

「たぬちゃんも食べる?」

「うん!」

「ちょっと待っててね……」

 管理人さんは、冷蔵庫から新たなメロンを出しました。

 メロンを出すと、管理人さんは夕飯の準備にキッチンに戻ってしまいます。

 ちょうどその時、カッパちゃんはメロンを完食――カッパちゃんの目は、新たなメロンにロックオンした!

ムムッ、邪魔者め… (たぬちゃんには悪いけど、このメロンもいただき!)

 ――どんっ!

 たぬちゃんは、カッパちゃんに突き飛ばされてしまいます。

 「いたた…」

 テーブルの上から落とされたたぬちゃんは、突然のことで

 何が起こったのかわからなくて、茫然としていましたが、

 テーブルの上のカッパちゃんは、メロンを

んまっ! がつがつ食べ始めていました。

 「んま、ぅまっ!」

 「カッパちゃんの声がする……」

 頭の上から聞こえるカッパちゃんの声を聞き、たぬちゃんは

 ようやく自分のメロンが横取りされたことに気づきます。

 「カッパちゃんひどい!」

 たぬちゃんがメロンを取り戻しにテーブルに飛び上がった

時には、すでに遅し……。

「あ~っ!\(◎o◎)/!」

 たぬちゃんのメロンは綺麗さっぱりカッパちゃんの胃袋の中に納まっていました。

 「ボクのメロン食べたね!?」

 「うん、おいしかった(*^_^*)」

 詰め寄るたぬちゃんに、カッパちゃんはおなかいっぱいで満足顔だ。

 人のメロンを横取りしておきながら、この態度はないだろう――と、思うのだが(苦笑)、

たぬちゃんは管理人さんのもとへ走る。

「カッパちゃんにメロン食べられた!」

「えっ!? ――まじ?」

「うん!」

「メロン、さっきので最後だったんだけど……」

「ええっ?!(゜o゜)」
ボクのメロンが~ たぬちゃんは、死刑宣告を受けたようなショックを受ます。

 「たぬちゃん、ごめんね。カッパちゃんには、後できつーい

 お仕置きするから」

 管理人さんの慰めの言葉も空しく、たぬちゃんは皮しか

 残っていないメロンを見つめる。

 「ボクのメロンだったのに……」

 悲しみに沈むたぬちゃんでした。


わーい♪ でも後日、管理人さんがメロンを買って来てくれたので、

 たぬちゃんはメロンを食べることが出来ました。

 「やった~♪」

 もちろんこの時、カッパちゃんは管理人さんからの

 『お仕置き』でメロンは食べられませんでした。

 今度は独り占めしないようにね(笑)。






反省中





ぬいぐるみ劇場入り口 ある夏の日の出来事…



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