ミネアポリスの業者とコレクター


100台くらい在庫を持つている。例によって前半の部屋には中型器が並び
これだけかと思うと、さらに奥の部屋に通される。

また自宅に連れて行かれ、部屋に置いてある自動ピアノ(正しくはリプロデュ-シングピアノ)の彫刻の見事なこと。ある業者から写真で紹介されたことがあったが
その時の価格が3億円であった。この業者は、2台持っており1台だけなら売っても良い、と言う、知並みに値段は、恐る恐る聞くと、2000万円という、機械は
少し手入れをしなくてはいけないが、おもわず、ほしーーーーいと、口から
でそうになった。

この業者のお客だというコレクターの家に行ってびっくりした。
大農場主のいえは、門を過ぎてから車で5分走らないと本宅には着かない。
途中の家は従業員の家だと言う、馬鹿でかいトラクターにびっくり、
タイヤはわたしの背ぼどある。飛行機で種を蒔いてということなら、これくらい
の大きさに納得する。
さてコレクションルームに案内されるが、これまた体育館ではないか。
幅10メートルは有ろうかと思える、タージマハル似のオーケストリオン自動
楽器、日本にも何台か博物館に入っているがこんな大きいものは、見たことがない
バイオリン3台で弾く自動楽器これも世界に3台しかないと言うもの、
高さ3.5メートルはあろうかと思われるバレルオルガン自動楽器、この修理に
職人が泊りがけで半年かかったというから、すごい、音を聞かせてもらったが、
体育館のようなホールに響く音は、やはりこれくらいの広さがないとだめなのだ、
と思わずにいられない。とにかくこんなひとは日本にいないだろう。

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