私の妻はさっちゃん

私の妻はさっちゃん

2023.10.01
XML
カテゴリ: ボランティア活動
今日が
色々お話しした中国青年が出場する
日本語スピーチコンテストの日です

私も昨夜から
多少緊張気味で

彼にもリラックスリラックスと
LINEで送りました

今日たどり着いた会場は
こんな所


色々偉い人の挨拶があって
いよいよスピーチコンテスト開始

なんと
彼のスピーチが一番最初

題は
「私が故郷の市長になったら」
という題目

4月に日本に来て
色々東京を移動する中で
感じた事として

東京は交通網が発達していて
駅を中心に便利な生活が出来る

私がもし故郷の市長になったら
故郷の交通網を整備して
便利な生活が出来る様にしたい

と言う内容のものですが

彼が調べた
細かな東京の交通事情の数字等を並べて
自分の故郷との比較をし
思いを語ったもの

スピーチ内容そのものは
私が起承転結で文章を書くようにだけ伝え

それに基づいて全て彼が自作し

私は少し添削しただけ

但し
題目は彼の作った内容から私が選んで

スピーチの最後に
皆の笑いを誘う様に

「ただし一番の課題は
私が市長になれるかどうか?と言う事です。
頑張ります」

を追加してもらった


何とか
分かりやすい日本語で
スピーチを終え

最後の言葉も
聴いてる皆の大笑いを誘って
見事作戦成功

引き続き
アメリカ、ネパール、モロッコ、バングラデシュ
ベトナム、チリ、中国からは更に4名
がスピーチ

それぞれが
感動するスピーチを展開

特にバングラデシュからの女性は
ロヒンギャの難民で

私の国籍を問われても
私の本当の国籍はありません
ロヒンギャの人々には国は無いのです

と涙を誘うような話の展開で
多くの人が感動を受けた


全てのスピーチが終わって
審査員による審査

そして、1,2,3位の結果発表

ジャーン!!

なんと彼は
2位の地元大学学長賞を受賞!!!

記念の盾と記念品をもらいました


賞は期待していなかったので
正直驚きました

1位は予想通り
ロヒンギャの事を話した女性でした

最後の記念写真では
正々堂々と真ん中に
偉い方々と一緒に座って


彼にとっては
一生の思い出になったでしょう

私もうれしかった!!


話は長くなりますが
スピーチコンテストが終わって
懇親会があったのですが

彼は最初だけ出て
その足で成田へ

今日から故郷へ
一時帰国です

でも最後に
中国のお父さんとお母さんに
素敵な土産話が作れたと思います

と言う事で
私の役目も成功して
ホッとしてます





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023.10.01 19:16:33
コメント(25) | コメントを書く
[ボランティア活動] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: