シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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大西俊郎

二度と戻り来ぬ青春、その輝きは人生を彩り続ける。黄金期の日活撮影所で目にした数々の思い出を中心に、私の青春時代を描きたい。なにせ半世紀も前のことである、思い違いも多々あろうかと思う。その節はお許し願いたい。

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酒天倶楽部 @ 追伸　楽天ブログユーザーでなければコメント…

酒天倶楽部 @ 初めまして　花登筺を調べていて、貴ブログ『私と…

くーる31 @ 相互リンク突然のコメント、失礼いたします。私は…

大西俊郎 @ リンク了解しました中々凝ったブログですね。勉強になります。

くーる31 @ 相互リンク突然のコメント、失礼いたします。私は…

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クリスマス・イヴのロサンゼルスが舞台。ニューヨークに単身赴任中の刑事ジョン・マックレーン（ブルース・ウィリス）は、妻子と休暇を過ごすために空港に降り立った。

その１：　まさか”最悪のイヴ”になろうとは夢にも思わなかったジョンだが・・・

妻のホリー（ボニー・ベデリア）は日本商社ナカトミ株式会社に勤務し、夫と離れたこの地に住んでいた。ジョンは、クリスマス・イヴの今日、ナカトミの社長タカギ（ジェームズ・シゲタ）の開いている慰労パーティに出席している妻を訪ねたのだ。現代ハイテク技術の粋を極めた４０階建ての超高層ナカトミビル。

ホリーは結婚と仕事の両立に苦しんでいたが、再会したジョンを目にすると改めて彼への愛を確認する。ところがパーティが盛り上がりを見せ始めたころ、１３人のテロリストがビルに侵入、リーダーのハンス・グルーバー（アラン・リックマン）は金庫に眠る６億4000万ドルの無記名の債券を要求するが、それに応じないタカギを射殺してしまう。

そしてその現場をジョンが目撃したことにより、彼とテロリストたちの息詰まる戦いの火ぶたが切って落とされた。

その２：　不死身の男は部屋から部屋へ大移動１：１３の戦いが続く

「殺せるときは、ためらうな」
自分で自分を励ましながら、一人また一人と敵を倒していくジョン。だが、一人の戦いは苦しい。ジョンは機転をきかせ、パトロール中のパウエル巡査部長（レジナルド・ヴェルジョンソン）に事件の重大さを知らせ、援軍を求める。

パウエルは孤軍奮闘のジョンを無線で元気付ける。無線で交信する内に二人は固い友情で結ばれていく。地上と高層ビルの中でのやり取りは息詰まるシーンの連続をフッと和らげてくれる。

しかし、テロリストの一味であるテオ（クラレンス・ギルヤード・ジュニア）が金庫の暗号の解読に成功し、債券はハンスたちの手に渡った。

その３：　息つく閑なく続くノンストップ・アクションの描写が見事だ

テロリストにより爆弾が仕掛けられた屋上から人質を避難させたジョンは、消火用のホースを体に縛りつけ、屋上が大爆発すると同時に捨て身のダイビングを敢行。
「神さま、もう高いビルには上がりません。お助けを・・・」
そう言って３３階の窓ガラスを破って中に飛び込み命びろいをする。

ハンスは、ホリーがジョンの妻であることをＴＶ放送によって知り、彼女を人質にビルからの脱出を企てる。愛する妻を捕えられたジョンは、２発しか残されていない銃を片手に決死の覚悟でハンスと対決し、遂に彼を撃ち倒す。　

安堵するジョンとホリーを、１度は彼が叩きのめしたはずのテロリストの１人、カール（アレクサンダー・ゴドノフ）が執念で狙い撃つ。１発の銃声が響き、倒れたのはカール。彼を撃ったのは、かつてある事件で誤射して以来、拳銃を放つことができなかったパウエルだった…。

事件は終結し、ジョンは今、彼との友情に、そして何より妻との愛に包まれ、クリスマスの朝を迎える喜びを噛みしめるのだった。抱き合う二人に私は拍手を贈りたくなった。

1988年　アメリカ・カラー　監督　ジョン・マクティアナン　出演　ブルース・ウィリス　ボニー・ベデリア　ポール・グリーソン　ウィリアム・アザートン　ハート・ボックナー　ジェームズ・繁田　

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