健康的に痩せるには?


1:グレープフルーツで痩せる?
2:脂肪を減らそう
3:足のむくみはセルライトに
4:冷え性をなくそう


***グレープフルーツで痩せる?***

グレープフルーツの香りを嗅ぐと、交感神経が活発に働き、体内脂肪の分解が進んでやせられるが、ラベンダーの香りだと逆に副交感神経の働きを促し、体重を増加させる作用があることが、大阪大の永井教授と新潟大の新島教授によって、分かったとの事。(ラットを使った実験)

グレープフルーツには、ビタミン、ミネラル、老化防止物質、繊維質が豊富に含まれているそう。消化を増強させ、脂肪を燃焼させる働きがあり、ビタミン B1が米・麺類の糖質を効率よくエネルギーに変換させ、脂肪の蓄積を防ぐ効果があるとのこと。

グレープフルーツの精油はリンパの流れを促進するので、老廃物除去、むくみに効果が期待されるものです。アロマトリートメントに取り入れてみるといいかもしれませんね。死んだ細胞を取り除く作用もあるので、肌に軽い漂白作用も期待できます。腎臓を浄化し、利尿作用もあるので、体の中の毒素を外に出すお手伝いをしてくれます。

ただし、使用後に強い日差しを浴びると、皮膚が刺激されることがありますので、5~6時間は日光に当たらないようにしましょう。

また、グレープフルーツは薬物の代謝酵素の邪魔をする代表的な食べ物でもあります。香りを嗅ぐ程度では、さほど問題がないと言われていますが、食べたリ、果汁を飲んだりした場合、ある薬物の作用を増加させてしまうらしいということ。

その中で、最も知られるのは、降圧剤の「カルシウム拮抗剤」との併用。併用することで、過度の血圧低下や心拍数の増加が起こり、頭痛、顔面紅潮、めまいなどの副作用の発現頻度が増え、その程度は薬剤の種類や服用時期によってことなるとのこと。

適切な使用を心がけなくてはいけません。


***脂肪を減らそう!***

脂肪溶解作用をもつ精油成分にケトンというのがあります。この成分をもつ精油をホホバ油などで薄めてマッサージしてはどうでしょう。徐々に蓄積されていた脂肪が減るそうですよ。
ケトンを含む精油にはユーカリ(グロブルス)、ローズマリー(カンファー)、ゼラニウム、ペパーミントなど。ユーカリとローズマリーは、ノルアドレナリンも分泌させるそうなので、生理学的にも痩せやすい状況を作るとのことです。


***足のむくみはセルライトに!***

足だけではないのですが、むくむと、あのぼこぼこセルライトになってしまうんせすよ。知ってました?二の腕、太もも、お尻に出やすいですね。むくみやすい人は、要注意です。セルライトの見つけ方は簡単、太ももなどをちょっとひねってみるとある凹凸がそうです。太っている人に限らず、若い人、痩せている人にも見られます。

もう少し詳しく説明すると、新陳代謝が悪いと、年齢に関わらず、肥大化した皮下脂肪の層にエデマとよばれる老廃物を含んだ水がたまり、脂肪の代謝を邪魔し、痩せにくい状態が作られるそうで、このエデマが肌の表面に浮きでたのがセルライトということです。もっと簡単に言うと、脂肪細胞に老廃物が付着し、巨大化したものです。むくみや冷えなどによる、皮下組織中の血行不良により、老廃物が代謝されずに溜まっていき、これがさらに血行を悪くしていると考えられます。また、セルライト同士はくっつくので、だんだん見て分かるようになってしまいます。

セルライトがあると、肌に栄養が届きにくくなるため、ざらついたり、吹き出物が現れたりもします。

一度付いたら撃退が大変なのがまた嫌ですよね。激しい運動も、エクササイズも、半身浴も、サウナも、強いもみだしマッサージも逆効果なんですって。

でも、なんとかしたいですよね。対策としては(または予防として)、冷え(脂肪細胞を浮遊させる)とむくみ(老廃物をためる)を改善すること。体温は1度上昇すると、基礎代謝が30~37%アップするといわれます。逆に体温が一度低いと、基礎代謝は200~450キロカロリーもマイナスになってしまう(基礎代謝30~37%ダウン)のです。日本人の80%は冷え性なのだそうです。体を冷やすと代謝を下げてしまうのです。

マッサージして血流を改善してあげましょう。マッサージは強すぎず、なでるように行います。足の下から上へとマッサージしていきます。そして、マッサージをした後は、水分を摂ること。毒素を出してあげましょう。
また、ミネラル(カルシウム、鉄、マグネシウム、マンガン、カリウム、ナトリウム、銅、、リン、亜鉛、ヨウ素、塩素)、ビタミンB1,B2,B6を摂るよう心がけましょう。

  ***冷え性をなくそう***
「冷え性」とは体のエネルギー代謝が低いということです。つまり、摂取したエネルギーが消費エネルギーに変換されないということ。これでは脂肪組織に蓄積された中性脂肪が消費されずにどんどん溜まっていってしまいます。
日本人は特に貯蔵された脂肪が熱エネルギーに変換されにくい民族であるのだそうです。「冷え性」は日本人の民族的特異性とも言えるのだそうです。
また人間のエネルギー代謝には、基礎代謝や運動時代謝などがありますが、一般的に女性は男性に比べて脂肪率が高く、エネルギー代謝は低いといわれます。男性より、女性の方が「冷え性」が多いのです。

人間の体は体温が下がっている箇所があると、それ以上体温が下がらないようにその部分を保護しようとします。つまり、脂肪は蓄積され、体温の低下を防ごうとするのです。

「冷え性」だと、セルライトや溜まった脂肪により、血管が圧迫され血流が悪くなっています。これではますます脂肪が溜まって痩せにくい体になってしまいます。

血行を促進し、体温回復を促進していきましょう。

あなたの新陳代謝はいい?わるい?

トイレの回数は普通、一日に尿5~6回(約1500cc)、便2~3回なのだそうです。正常に代謝していないと、体に溜まった老廃物をまた吸収してしまい肥満の原因にもなりかねないんですって。

汗は蒸し暑い日には大体ビール瓶4本分掻くそう。汗をしっかり掻けないと、体に水分が溜まり、むくみの原因になったり、疲れやすい体になったりするそうです。


© Rakuten Group, Inc.

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: