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美山町自然文化村にて。その上空は、まるで山山が強い力で雲を引き寄せるように、厚い雲を重ねていった。突き抜けるような青空も、暮れはじめるとともに淡く霞んでいく。明日は『芦生の森』に入る。確実に雨となりそうだった。その雨は、どこか楽しみでもあった。

宿は河鹿荘。
建物の直ぐ前には、茅葺屋
根の建物があった。
銀杏の葉はワンカップを美
味しく呑んだあの場所で。
山の夕暮は早そうだ。
それでも夕食にはまだたっぷり時間があって、部屋にて銘酒をいただいた。
夕食は『ぼたん鍋』
数日前にとれた新鮮な猪
肉だった。これが絶品で、
脂は口の中で赤身とバラ
ンス良くとけ、肉の弾力が
ありながら軟らかい。
以前食した猪鍋とは別物
で驚いた。
ネギ、ごぼう、春菊、白菜諸々すべてが新鮮だった。シメには雑炊にした。どんな出汁となってコクがあるか・・・絶品です。あまりの美味しさに肉のおかわりをして、食べ過ぎた。

早朝。雨はまだ降っていない。辺り一帯をおおう靄と、山からは霧が立ち込める。それは音を包み込むようで、まるで霧雨が降っているかのように静かな山間となる。私達は珈琲を飲みながら、窓から眺めていたけれど・・・

ここを歩かないわけにはいかない。お伽の世界のようだ。昨日歩いたりんご園、その側には薔薇園もあり、まだいく種か咲いていた。ケートラも、近所のおじちゃんも、此処では幻想的になってしまう(笑) 何度も深呼吸した。

宿に戻ると、暖炉では火を起し始めていた。ぱちりぱちと、薪が燻され爆ぜる音が優しい。山里ならではの美味しい朝食を済ませ、待ちに待った『芦生の森』へと出発した。
散歩 2009年05月31日
芦生の森 下谷・ブナノキ峠コース 2009年05月29日
なんじゃもんじゃの木の下で 2009年04月23日