2017.02.13
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カテゴリ: 天然ホルモン療法
プロゲステロン


自然な利尿剤、抗うつ剤、甲状腺の働きも助けたり、性欲の衰えを回復させ
細胞の酸素レベルや血糖のレベルを正常にし、造骨細胞の働きも促す作用がある。

コルチゾルや、アルドステロン、テストステロン、エストロゲンの前駆物質となる。
体の他のほとんどのステロイドホルモンは、プロゲステロンから作られている。
(外からプロゲステロンを補っても 他のホルモンレベルが上がることはない)

卵巣で造られる2つの主要なホルモンの1つ
プロゲステロン→生理のサイクル後半に分泌 胎児の生存に不可欠
エストロゲン→生理の前半に分泌

生理サイクルが正常な女性は、生理の中頃から後半期まで毎日
プロゲステロンを20~30mgつくっている(ホルモン補充療法で決めている量)

最も重要な役割は、エストロゲンの作用を抑制したり、バランスを取ること。
エストロゲンのレベルは、更年期に約60%低下するが
プロゲステロンのレベルは、ほとんどゼロにまで落ちる場合がある。

プロゲステロンのレベルの低い患者は、しばしば甲状腺機能も低下している。
プロゲステロンは、甲状腺ホルモンが細胞レベルで よく働くするようにする。

子宮筋腫を持つ女性は、エストロゲン優勢であることが多く
プロゲステロンのレベルは低い。エストロゲンを補充するなど問題外
(エストロゲンは筋腫の成長を促す。)プロゲステロンを補充すべき。

PMSは普通 ホルモンのアンバランス、ストレス
多量のコルチゾルという組み合わせが 関係している。
コルチゾルの過剰は、プロゲステロンの産生を抑えるだけでなく
プロゲステロンと共通のレセプターを奪い合うため、通常より多く必要となる。
最初の1、2ケ月 1日 50mg使う。少しづつ増やし、症状が静まったら
効果のある 最低限まで使う。

過剰なプロゲステロン摂取や、ストレス、貧弱な食習慣、肥満
運動不足、睡眠不足、甲状腺異常、副腎疲労など
ホルモンのバランスを崩した潜在的な原因に取り組まない場合、症状はぶり返す。

過剰摂取の場合は、ホルモン受容体を遮断するなど
重大なホルモンのアンバランスを起こす。

むくみ、消化不良、眠気、軽いうつ、消化器や
膣のイースト菌感染など、カンジダが悪化する場合がある。

野生のヤムイモ抽出物と書かれた 天然のプロゲステロンクリームを買う
含有量10%のクリームは、プロゲステロンが多すぎる。
最適なのは 1.5~2%のクリーム 1オンス(28g)あたり 450~500mg

小さじ1/2で約40mg、1/4で約20mg、1/8で10mg

ざらざらしているものは プロゲステロンが凝固しているから使わない。
塗った数秒後には血液中に循環していって 3、4時間でピークに達する。
8~12時間でレベルは急速に下がり、12時間から24時間で徐々に下がって
12時間から36時間で ベースライン(もとのプロゲステロンレベル)に達する。
体機能をそっくり真似るなら 毎日2回使うのがベスト

1つの場所で飽和状態になるのを避けるため、塗る場所は変える。
皮膚が比較的薄くて 毛細血管に浸透しやすい場所がよい
顔、首、胸、腕の内側、手のひら、足裏

皮膚に広く伸ばせば 伸ばすほど 吸収もよくなる。
夜は多めにつけて、朝は少なめに使う。

4ケ月から半年たっても症状が改善されない場合
他のホルモンバランスが崩れている可能性がある。
エストロゲン不足、アンドロゲン不足、甲状腺機能低下
コルチゾルが高いか低いかが原因の副腎機能低下など


使用量(クリーム)

前更年期の女性(生理がある場合)
・生理サイクル28日→12日目~14日目から塗り始める
・それ以外のサイクル→次の生理が始まる日の2週間前から1日に15~30mg

更年期の女性
(生理がない場合や子宮や卵巣摘出した女性)
 月24~26日使って、4、5日休みをとる。10~20mg/日 2回に分けて
(生理がある場合)
 生理が始まる2週間前から 1日 20~30mg

PMS
最初の1、2ケ月 サイクル中盤から 1日 50mg使う

男性 (1日 2~10mg 少量使う場合もある)
心臓血管病、前立腺の病気、疲労症、自己免疫疾患に

卵巣のための栄養
新鮮な野菜と果物
カフェインを断ち、大きなコップ8杯の水
海藻は 週に1、2回 食べる
ビタミンC 3000mg
ビタミンD 400IU
クエン酸カルシウム 1500mg
マグネシウム 400mg

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※人にホルモン治療を すすめるものではありません。
 自分や家族のための覚書きです。
 読んだ本の 気になる点や 覚えておきたい点だけ まとめています。 
 記載間違いもあるかも知れませんし、詳しいことは、本などで確認ください。
「天然ホルモン実用ガイド」 「医者も知らない自然なホルモン」

 ここでいう ホルモンは合成された物ではなく
 天然・自然・ナチュラルなホルモンです。

 大量ではなく、本来体が造り出す量に足りてない分だけ
 わずかに少量補充する療法のようです。

 ホルモン補充療法をおこないたい場合は、勝手に飲まず
 医療機関で ホルモンの過不足を検査してからの方が良いと思います。
 ナチュラルホルモン補充クリニックもあるようです。

天然ホルモン実用ガイド [ ジョン・R.リー ]





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Last updated  2017.02.13 15:21:02
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