感情が乱れてどうしようもない時、苦しくって悲しくって、感情のやり場がどこにも見つからないとき… そんな時、私は音楽を大音量でかけて、泣きたいだけ泣くことにしています。 そんな私の「ナミダツボ」 を載せていきたいと思ってます。 ★THE BOOM 「僕にできるすべて」 その昔、私はBOOMERでした。もう何よりもブームを、MIYAを、FANとして心から愛していました。ちょっ と大げさですが…。とにかく、私の生活の一部となっていました。 いつからか、MIYAが求める音楽の方向性と、私がBOOMに求めていたものが少しずつずれ始め…ファンクラ ブも脱会し、完全にブームと決別した形になってしまいました。 けれど。このCDを店頭で見て、何故かタイトルに惹かれ、いつの間にか導かれるように、手に取っていま した。泣きました。久々に、心から泣けた。それからは辛い時、思い切り泣きたい時の定番曲となってしま いました。 特に歌詞がいいんですよね。全ての言葉が。醜い、愚かな私でも、赦されている……そう思えるんです。 自分を肯定できるんです。 とにかく、お勧めです。一度、聴いてみて下さい。C/Wの「朱鷺」も、とても綺麗な曲です。 (2002/12/04発売、東芝EMI-ASIN: B000075AXV) ★平井堅 「Ring」 一昨年、竹野内豊出演の冬ドラマの主題歌になった曲です。ドラマのタイトルは思い出せませんが…。 元々私は、平井堅さんの歌って殆ど聴くことがありませんでした。嫌いなわけじゃないけれど、自分の好 きな音楽達とは違う世界観かな、と思っていたので。。 けれど、この曲がTVから流れてきたとき、とても胸に染み渡るようでした。自然に涙がこぼれ落ちそうに なりました。 今では辛い時に、BOOMの「僕にできるすべて」とセットで、大音量で聴くことが多いです。もう、何度も 何度も聴いていて、1年以上も経っているのに、未だに私の心の傷を癒してくれます。この曲もまた、もう とにかく歌詞がイイんです! 私が紹介するまでもなく知れ渡っている曲ですが、いつも私の「ナミダツボ」となってくれているので 載せてみました。 (2002/11/07発売、DefSTAR RECORDS - ASIN: B00006L4HY) ★夏川りみ 「涙そうそう」 言わずとしれた大ヒット曲、名曲です。 実は、私は弟を亡くしました。彼は当時24歳、労災による事故死でした。この曲を初めて聴いた時、弟を 思い出して、涙が止まりませんでした。また、当時自分の愛猫が腎不全で苦しんだ末、あっさりとこの世を 去ってしまったので、とても辛かったです。以来、この曲を聴く度に、私は必ず弟、そして猫を思い出すん です。歌詞も、まさに私の気持ちを代弁しているかのようなものだったので…。 上記2曲程、いつも涙が流れてくる訳ではないし、カラオケなどでもよく歌うので、“ナミダツボ”とま で言えるかどうか迷ったんですが、やはり弟や猫とこの曲はリンクされた記憶になっていることもあるので 載せました。 (2001/03/23発売、ビクターエンタテインメント - ASIN: B00005HWCS) ★Cocco 「焼け野が原」 初めてこの曲を聴いたのは、Cocco最後のテレビ出演となった「ミュージックステーション」でだった。 そのシチュエーションもさることながら、最後の力を振り絞るかの如く歌う姿に、私は魅せられてしまった し、またその曲の完成度の高さに、一生忘れないであろう曲として、自分の中に刻み込まれてしまった。 この曲は、痛い。とてもヒリヒリする、緊張感を持った曲だと思う。そしてその歌詞に私は自分の心、姿 を投影しては、涙してしまうのだ。躓いたとき、もう苦しくて仕方ないとき、この曲を聴く。一緒に歌って はまた涙する。傍から見ればとっても滑稽な図かもしれない。でも、Coccoにしか出来ない表現が確かに、 あった。彼女なら解ってくれると、いつも陶酔していた。歌を止めると聴いた時、そんな私のようなファン の気持ちが重くて、マイクを置くのかと思った。真相は誰にも解らないが、こんな素敵な歌を作って残して くれた彼女に、とても感謝したい。 ありがとう、Cocco。私はあなたの歌で、こんなにも救われました。 (2001/04/18発売、ビクターエンタテインメント - ASIN: B00005HY0B) ※リンクのないCDは、こちらでどうぞ!⇒![]()
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