蒲公英。






               ふと視界に入った時

               彼女が僕の眼に焼きついたんだ

               こんな人の多い雑踏の中で

               数十階建てのビルに埋もれた場所で

               人間でさえ弱音を吐き散らす様な世界で

               彼女は独りで凛と咲き誇って居たんだ



               僕は彼女をビルの中のカフェから見つめる

               窓硝子越しにも明確と映る美しい彼女

               ビル風に呷られて

               走り行く人々に踏まれながら

               決して誰にも屈しない彼女

               僕は素直に綺麗だと想えた



               数日後 もぅ彼の場所に彼女は居なかった

               きっと掃除の人に抜かれてしまったのだろう

               だけど僕は悲しまなかった

               もぅ悲しめなかった

               何だか彼女が居た痕が僕に叫んで居る様な気がして

               僕は何時までも其の場所から動けなかった



            ____________________________

               道端で蒲公英見付けると嬉しくなりません??

               苹果は凄く嬉しいですvv

               見過ぎて電車に遅刻したのは先々月のコトです(汗)




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