社会党も共産党もなんも言い訳できないっすね・・・、な日

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2002年10月09日

まるで自分のことのよおです。中学生くらいからスタインベックなどを読んでいたので素養はあったのかもしれないけど、高校生ですっかり本多勝一※にはまり、その後ダシール・ハメットとリリアン・ヘルマンにはまった。ハメットは当然小説がカッコいいと思ったわけだけど、ヘルマンに関しては「眠れない時代」とか「ジュリア」とかを好んで読んでいて、彼女の戯曲なんて一個も! 読んでないんだから方向性が丸見えである。まあ戯曲は手に入りづらかったということは差しひいたとしても。
映画「アナザーカントリー」では単に俳優のコリン・ファースがチャーミングだったからという説もあるけど、彼が演じたジャドという青年のモデルになったジョン・コンフォート(共産主義者でスペイン内戦の義勇兵に志願。21歳の若さで戦死した)に思いを馳せ、FBIエージェントの父を持ち裕福な家庭に育ちながら、ソ連に機密を流して逮捕されたクリストファー・ジョン・ボイスに感情移入したりした(それもシュレシンジャーの映画のせい。ティモシー・ハットンがナイーブにクリスを演じていた)。もー、アカばっかり・・・。泣けるぜ。どんだけ関連書籍を読んだことか。
連合赤軍とかよど号事件とか他人事じゃないす。私みたいなバカは、あの当時大学生だったら頭に血が上ってああいう暴挙に走っていたかもしれない。さすがに北朝鮮を地上の楽園と信じるようなことがなかったのは、ただ単に少し遅く生まれてきたおかげであって。
(あんまり関係ないけど「蟹工船」とかは虐待の仕方がすでにホラーに近くて、あまりに怖くてちゃんと読めませんでした。高橋葉介の「腸詰工場の少女」だったら読めたんですが)。

よしながふみ「西洋骨董洋菓子店」最終巻、清水玲子「輝夜姫」20巻購入。あ、まじい。私図書館に指導教授の著作借りたの返しにいかなきゃ。このままだと忘れてしまう。「図書館警察」が来たらどうしよう。
そして今日は三谷幸喜の「HR」を忘れずにビデオに録らないと。

※しかもそれは私が描いた漫画を読んだ友達が、あんたの作品と同じ主張を感じるとか言って(オイオイ・・・)「殺される側の論理」を貸してくれたことに端を発している。長じて彼女は自己啓発セミナーにはまって音信不通になった。何かを暗示しているかのよおだ・・・。潔癖な理想主義者の末路か・・・。

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