日比谷スカラ座、映画「8 Mile 」な日 | ダニエルな日々

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2003年05月29日

Uっちのメールより抜粋。
「こないだのはEXILEの♪ESCAPEって曲だよ(^^　好き系？」

ええ、好きです!! あなたが!!

ぜえぜえ・・・。まずい。ほんとうにバカになっている。
K川センセから「Uっち、もともとメールの返事遅いから、すぐに戻ってこなくてもへこまないでください」と言われていたにもかかわらず、ひと晩たっても返事来なかったらセンセに「Uっちから返事が来ないんすけど～」と泣き言のメールを入れてしまうダニエルだった。
センセからは「俺も朝入れたんですけどまだ返ってこないです。明日の予定のことなのに・・・。きっとメール入ってることに気づいてないんですよ。それがUっちなので気長に待ってやってください」という返事がすぐ来たというのに。でも昼にやっとUっちからもメールが。ううううう嬉しい・・・・。たいしたこと書いてあるわけじゃないけどさ。ああもうこんなにダンサーに夢中になる日がこようとは。

今日はまた券もらってH原さんと日比谷へ。「8Mile」を観る。
設定は95年のデトロイト。なにゆえ95年か。HIPHOPが全米に広まる前だかららしいけど、そんなに最近のことなのかーと意外。じゃあハウスなんてもっとさらに後ってことか?

覚悟はしていたけど英語がわかんないと悲しい映画だなあ(泣)。まあ英語だけわかってもダメなんだろけど。ラップのバトルの勝敗の基準がさっぱりわからないぞよ。なんでここでこんなにウケてんのかっちゅーのが字幕の意味からだけでは全然うかがい知ることができないのですね。スラングってこともあるし知らない固有名詞たくさん出てくるしー・・・。日本のヒップホップシーンがダンス中心になったのも無理ないよ。
でももちろんカッコよかった! エミネム頑張って熱演していたと思う。本当にあの映画のような境遇から出てきた人なのだね。セヴィアン・グローバーの“ひどいところで育ったが、この脚が救ってくれた”という言葉を思い出した。

それにしても子供にとって、こういう親がすべての元凶と言わざるをえない。この映画の主人公の場合、問題は貧困ではないと思う。だって日本にもいるからな、こーゆーヤツ。母親になったらいい加減だめんずは卒業しやがれ。ほんっとに子供が迷惑すんだよ。
妹役の子ベラボーに可愛い!! みんな書いてるけど優しく寝かしつけてるとことかエミネムがいたいけでちょうイカス。

白人が黒人にまじってラップやる困難さ、というのもよくわかるけど、日本人が向こうでストリートダンスやるのもかなり大変だっただろな、というのは想像に難くない。CセンセイもUっちもアメリカで苦労しただろうなあ・・・。二人とも6年くらい前のニューヨークでダンスやっていたわけだけど、今とは全然状況違うだろし。

しかし映画の話自体はどうということもなく普通。テンション上がらないけど無難にまとまっているので、それがかえってマライア・キャリーの「グリッター」みたいな痛いことになるのを防いでいてよかった。まあヒップホップに興味ない人が観て、はたして面白いかどうかは疑問だけど。
エンドロールは主題歌丸々一曲分。みんな聴いてたなあ・・・。途中で席立つ人皆無。あの声圧倒的。あのエンドロールのために2時間観たよな感じです。

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