ほしがり姫の1年中ガーデニング生活

★気をつけて!有毒植物



●気をつけたい有毒植物●

植物の中にも、中毒やかぶれをおこすものがあります。

私もいろんな植物を育てていますが、気をつけたいです。

我が家の「エンゼルトランペット」が開花し、

調べていたら、有毒植物とわかり驚きました。

食べなければ中毒は起こしませんが、注意が必要です。

被害に合わないように自分の家族や周りの人に伝えたいです。

知っていれば事故は起きないので役立ててくださいね。
★食中毒をおこす植物

 ● アセビの仲間
(ツツジ科)アセビ・レンゲツツジ・・・食べると有毒

 ● コルチカム (ユリ科)・・・球根に毒性がある

 ● イヌホオズキ、ジャガイモの仲間 (ナス科)・・・

 ・ イヌホオズキ ・・・道端などに生育する雑草ですが、我が家の庭にも生えていて、驚きました。
  青い実がかわいいので、子供がままごとに使うと危険ですね。
  食べると中毒症状を起こすようです。これを知り、あわてて抜き取り、処理しました。

 ・ ジャガイモの芽 ・・・これは有名ですね。芽の周りに毒があるようです。

 ● 梅の種 (バラ科)
 梅の中にある硬い種を割ると出てくるものに毒成分が含まれています。
 食べると大腸で分解して青酸ガスを発生するようです。
 アンズ・モモの種の中も同様のようです。

 ● カロライナジャスミン (マチン科)・・・全体が有毒のようです。
 アメリカでは、子供が葉を数枚食べて中毒を起こしているようです。

 ● ジギタリス (ゴマノハグサ科)・・・葉に猛毒成分が含まれています。
野菜のコンフリーと間違って食べて、中毒死した例があるようなので野菜と一緒に植えないほうが良いようです。

 ● スズラン (ユリ科)・・・スズランの切花を入れたコップの水を飲んで中毒をおこした子供の例があります。

 ● オモト (ユリ科)・・・地下茎が有毒です。

 ● キョウチクトウ (キョウチクトウ科)・・・街路樹・生垣に飢えられていますが、全体に毒成分があります。

 ● フクジュソウ (キンポウゲ科)・・・根に毒を含んでいます。

 ● ソテツ (ソテツ科)・・・ソテツの種を食べると中毒症状をおこすようです。

 ● ドクウツギ (ドクウツギ科)・・・川岸や山の斜面の日当たりの良い場所に生えていて、全体に猛毒を含んでいます。
果実はブドウに似た紫色になるので、間違えて果実酒を作り、中毒をおこすようです。

 ● トリガト (キンポウゲ科)・・・山・草原に生育していて、紫色の花が咲くようです。根に猛毒がある。

 ● エンゼルトランペット・チョウセンアサガオ (ナス科)・・・全体が有毒ですが、特に種に毒があるようです。
種をゴマと間違えて食べて中毒になった例があります。

 ● ヒガンバナ・水仙の仲間 (ヒガンバナ科)・・・球根が有毒です。この仲間にハマユウ、タマスダレがあります。

 ● ヤマゴボウ (ヤマゴボウ科)・・・空き地や道端でよく見かけます。果実と根を食べると中毒をおこします。ぶどうのような実がなります。「ヤマゴボウの漬物」が売られていますが、これはキク科のモリアザミの根です。





★かぶれをおこす植物 ・・これは皮膚のかぶれの実例がありますが、個人差によりかぶれない人もいます。
敏感な人はかぶれるので触るときはビニール手袋をつけると良いようです。

 ● イチョウ (イチョウ科)・・・果肉がかぶれの原因になります。

 ● ウルシ (ウルシ科)・・・樹液が皮膚に付くとかぶれます。
 ツタウルシ、ハゼの木も同様に触っただけでかぶれます

 ● プリムラ・オプコニカ (サクラソウ科)・・・触ると皮膚炎をおこすようです。
プリムラ・マラコイデスも同様です。日本のサクラソウはほとんど心配要らないようです。

 ● サボテンの仲間 (サボテン科)・・・サボテンの鋭い刺にささると皮膚炎がおこります。
大きな刺はすぐ抜けますが、小さな刺は1回刺さると逆向きの突起があってなかなか抜けず大変です。

 ● ジンチョウゲの仲間 (ジンチョウゲ科)・・・樹液に皮膚炎をおこす成分が含まれています。

 ● ホワイトレースフラワー (ドクゼリモドキ)・・・セリ科には皮膚についた後、日光に当たると炎症をおこす成分が含まれています。茎などの汁をつけないように注意が必要のようです。

 ● ハナキリン・ポインセチア (ドウダイグサ科)・・・切ると白い乳液が出て、炎症を起こすようです。発ガン作用もあるようです。

 ● ミズバショウ ・・・食べると口の中の粘膜が炎症をおこすようです。


以上、「植物による食中毒と皮膚のかぶれ」(少年写真新聞社発行)を参考にしました。



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