東京お雑煮

我に返る


夏期講習の最後

       8/31

いつものように塾に行って、

いつものように二階に上がって、

いつものようにベンチに座ろうと思ってた。

でも、最後の日に限って
先生がいた。

普通に「こんにちは」って挨拶した。

でも、

  返事、してくれなかった。

もしかしたら、気付かなかったかもしれないし、
              忙しかったからかもしれない。

けれども凛々は
     それを否定だとして受け止めた。

すごく悲しかったんだもん。

昨日まで普通、いや、友達みたいに話してた(つもりな)のに
いきなり挨拶さえ返してもらえなくなった。

その次も、そのまた次も話さなくなった。

話さずに何日経つんだろう。

あの日が遠い...


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ホント、このときはかなりショックでした(泣)
何か、『また裏切られる役なんだな』って感じ。
『凛々と話をしてくれる人が、またいなくなったんだな』って。


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