新生85歳のムッシューアラダ

新生85歳のムッシューアラダ

2010.01.23
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多忙だった1週間が終わり久しぶりにフレンチのフルコースを楽しんだ。今秋始めから予定していたのだが、この1週間は仕事も趣味も株式の世界もとても神経がいる1週間だったので、心の慰労のために贅沢を久しぶりで楽しんだ。
予定は京都の宝が池プリンスだったが、ちょうど工事中ということでおなじみの大津プリンスに行くことにした。このホテルのボーセジュールは宝ヶ池のボーセジュールと違い料理も室内の雰囲気もギャルソンやソムリエも一段訓練が行き届いている。宝ヶ池や私の知っているプリンスの他の店と比べてもやはり一流なのは、従業員がサービスに本気で取り組んでいる証と思う。
私は料理の味もさることながら、店内に入ったときのすぐの応対、予約テーブルの位置、テーブルセッティングのシルバーや食器とテーブルクロスの全て、料理の説明、ワインの説明と押し付けにならない勧め方、料理に対してのこちらの質問への応答が窓の外の景色と全てが一流であって、初めてレストランとして私は一流と認める。
他の人の意見は私には必要ない、昔から先進世界各地で一流というレストランを訪ね歩き、美味といわれる料理を食べてきた、フランスでは3星レストランは50箇所以上で料理を味わっている。その中にも色々あって私にあわない店もたくさんあった。
その合わないというのは、オーナーやギャルソンが客に敬意を持たないところ。美味しくないところ。早く予約したにも係わらず日本人と見て隅のテーブル案内しようとした店など、これらはみな点数は悪い。
本当の一流は料理もさることながら客の扱いがじつに上手である。
日本でも感じの悪い店はたくさんある。ある著名な料理人は客の前でも先生扱いの人がいる。笑止千万である。
日本料理店でも同じくで、一見客ならなめてかかる店がある。一流の料理人は入ってきたときに客筋を見分けることが出来るという。仲居は端の置き方取り方で見分ける。お上はワンの蓋で見分ける。今の一流といわれる店でもその手は少なくなっている。
大層なお金を戴くのであるから客あしらいは一流であってほしい。

昔若いころ迎賓館のレストランで食事数回取った。菊の紋章が付いた食器での食事は私には重たいものだった。今はそのレストランはなくなったが其処を運営していたのはほかならぬプリンスホテルだったことは記憶している。こちらが緊張しているのに笑顔で接客してくれた、あの支配人は今でも記憶に残る。その方は後に重役になられたと聞いた。
そんなこんなでプリンスは縁が深い。関東方面の方なら赤坂プリンス、品川プリンス、タワープリンスなどのボーセジュールは他の一流と言われるホテルのレストランより、楽しい食事を味わえることでお勧めする。以前東京プリンスにもボーセジュールがあり料理は良かったが今はない。残念である。私は株主でも縁者でもない純然と食事を楽しむ一市民であることを書き加える。
昨日の料理の写真はこれから次々とブログに載せる。料理が芸術になった瞬間である。





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Last updated  2010.01.23 22:14:24
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