新生85歳のムッシューアラダ

新生85歳のムッシューアラダ

2010.10.24
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
CTの検査が終わり後は11月22日の受診時まで腹部動脈瘤の今後の手術計画が決まる。それまでは病気について考えないようにしたい。
久しぶりのフレンチから京都の美術館2箇所に1泊で出かけた。
泊まりは大津プリンスホテルで、琵琶湖を見下ろす30階だった。金曜の仕事3時半に終えて、会社まで久しぶりに車で来ていたので駐車場に預けていたから、すぐ大津に向かって走る。この時間は阪神高速名神とも混雑はなし。ゆっくり80キロで走る。最近若いころのように飛ばす気にはなれない。時効だから書けるが、若いころは名神を180キロで飛ばして喜んでいたこともあった。さすがにその頃の車で180は怖かった。
今では名神は80から100で安全運転である。途中桂のSAでトイレ休憩、5時にチェックインできた。部屋はすごい広さで、浴室もリゾートホテルらしく浴槽の外に洗い場があるからとてものんびり入浴、サービスのバラのエッセンスを湯船に入れ少し長風呂だ。これがこのホテルの宿泊の楽しみだ。予約時に注文する部屋だ。
到着時予約していたボーセジュールの時間を30分早めてもらう。さっぱりしてライルアンドスコットのスポーティーなシャツにイタリアで特注したアスコットタイでちょっぴりおしゃれに決めて38階(108メートル)にいく。すでにレストラン一番奥の最上の席を用意してくれていた。これが常連の強みである。
メニューを見ながらどのコースにするかで、定番の3コースに今日はも2コースが加わっているので、ギャルソンにソムリエを交えてお勧めを決める。さあこれからの料理が最高の状態で、世界2位のランクを取った料理長の腕で作られ運ばれるのを待つだけである。
この楽しみがなければ名神を飛ばしてここまで来ることはない。大阪でも名店というところや評判のいい店、ミシュランで3ツ星を取ったところはあるが私にはなじまない。
シェフの特別のアミューズから始まってメインディッシュのフイレが出てきたとき、クロッシェをテーブルに置いた皿からはずしたときに、ギャルソンも私もあっと驚いた。びっくりである。
フィレの上にフォアグラが分厚くきられて載り、それに黒々としたトリフが主役のソースびっしりと乗った、すごいフィレステーキである。

これは三浦料理長の特別なおごりであるとしか考えられない。サーバントも同じ意見だった。
全ての料理が終わり、選んで取り分けたケーキのデザート、コーヒー、小菓子で締めくくっていると、料理長が挨拶に来た。いつもここで料理について感想や質問で締めくくるが、あの肉料理に礼を言うと、私の病気見舞いということだった。選んだボルドー・メルロー・ワインとペリエは誕生日でこれは支配人からのおごりとなり請求書からはずされていた。
ここまでのサービスをされるとあまりよそにはいけなくなる。
久しぶりの堪能したフレンチは味覚を堪能させてくれた幸せ感と満腹感の余韻を感じながら部屋に帰った。
余談になるが、本物の格式あるフレンチレストランを見分けるにはテーブルに塩と胡椒しか調味料が置いてないこと。グラスに水を客が要求するまで入れないこと、これで判る。
これが私のレストランを判断する基準で、世界のフレンチを食べ歩いて得たひとつのセオリーだ。参考になればと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.10.24 11:24:32
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: