馬鹿娘の青春にっき(∀)◆+。

中02になって間もない頃

ｧﾀｼたちの学校に転校してきた子

すごく可愛い子

でも

なんとなく近寄りがたい雰囲気を持つ女の子

これが

教愛

最初のころは

常に教愛のまわりには人が集まっていて

とても賑やかな空間になっていた

無論

ｧﾀｼはそこに入っていこうなど考えなかった

そんなこんなで

少し落ち着きのあるクラスになった頃

席替えで

ｧﾀｼは教愛と前後の席になった

いままで 教愛との接点なんて無かったから

緊張が混じりながらも

なんだかとても嬉しかった

教愛は

話すとすごく面白くて

会話の中では気も合っちゃったりして

いつも笑顔なもんだから

ｧﾀｼまで明るくなれた

この席がきっかけに

ｧﾀｼは教愛ととても仲良くなった

移動教室も一緒になった

暇さえあればいつもバカ言い合ってた

お互いに素を出し合える仲にもなった

教愛は

いつもｧﾀｼの傍に居てくれて

今になってよく考えてみれば

すごくすごく幸せだったよ

これからも

ずっとこの幸せがあってほしかった

だから

教愛が転校するって聞いたとき

何も受け入れることはできなかった

嘘ついてると思った

冗談なら毎日かましてる仲だったし

教愛が居なくなるとか

考えたくもなかったし

でも

時間が経つにつれ

まわりが賑やかになっていくのを見て

あー

転校って本当なんだなー

とか思ってたりした

でも

まだ泣けなかった

どこかで信じてなかったから

昨日

終了式が終わったあと

教室で 写真を撮った

教愛が居なくなると

改めて実感した時だった

初めて涙が出てきた

教愛と過ごした日々のこと

頭の中に浮かんできた

体育の授業のときには

先生の目を盗んで話し込んでたり

休憩時間にはいつも

変ガオして楽しませてくれたり

すごい笑ったよね

教愛

『教える愛』と書いて『みちえ』

ｧﾀｼは教愛に色々なことを教わったよ

本当にありがとう

長いようで

すごく短かった約01年間

教愛と過ごせて幸せでした

何も後悔してないよ

教愛

また会おうね