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2013年03月07日
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大河ドラマが演技力のあるなしはあんまり考慮せずに若手の人気俳優、女優を揃えて大々的に宣伝していたり、ストーリーよりも男優の裸を話題にして注目を集めようとするなど迷走を続けている中、別時間帯の時代劇はその反動のように地味ながらも良作を輩出していると思う。

大昔、水曜日の夜8時だったかと思うが、時代劇枠があって、その時間帯にやる番組が好きだった。
真田太平記が有名だと思うが、壬生の恋唄とか、立花登青春手控えとかもこの枠だったような。
世界のケン・ワタナベも、すでに大御所俳優扱いになりつつあるミキプルーンもここで覚えたんだった。

今は視聴率の関係だかなんだか知らないが、こういった時代劇はBSにいってしまった。
BSなら本当に好きな人たちが見るのかもしれないが、ふらっと立ち寄った人が、あらこれおもしろいじゃんって機会は減ってしまうんだろうな、と思うと残念でもある。

自分もBS枠になってからはなんとなくって感じでは見なくなっちゃったもんなぁ。

前にも書いたかもしれないが、ちょっと毛色が変わった時代劇でお気に入りはこちら。


【21%OFF!】NHK DVD 浪花の華 ~緒方洪庵事件帳~ DVD-BOX 【DVD】

原作がこちら2作

禁書売り 緒方洪庵浪華の事件帳 双葉文庫 / 築山桂 【文庫】
北前船始末 緒方洪庵浪華の事件帳 双葉文庫 / 築山桂 【文庫】



とはいっても、まだ洪庵は名乗っていない、大阪遊学中で蘭学を学ぶ若き塾生時代の話。

通常の時代劇が45分とか60分ものが多い中、こちらの番組は30分だから、ものすごく短く感じる。
でもその分展開がスピーディで詰め込み感もありながら、それだけに内容が濃くてお得感もあるような。

主人公の緒方章(後の洪庵)は、武家の三男坊ながら、体が弱くて武芸で身を立てることを断念し、医者を志して大阪にて修行中だ。
書物を買うために刀の本身を質入れして竹光を腰に差しているくらいだから、第1話から最終回まで、一度も殺陣がないという希有な主人公だった。
初回は商人の町大阪のすべてに翻弄されて大阪という町が嫌いだというへたれた書生だったのが、話が進むにつれどんどんたくましくなって、最終回には大阪を愛し、必ずこの町に帰ってくると宣言するまでに成長した。
学問によって社会に貢献するという自分の立ち位置を自覚した若者のたくましさや力強さがまぶしいくらいだw
この成長ぶりというか、変化がたった9話の中で表現されているのにびっくり。
初回はぽよよんとしたひきこもり気味のきょどった坊やだったのにねぇと一気に見るとさらに感慨深いものがあり、ついつい何回も見てしまうんだな。

で、メインどころのもうひとり。
この主人公の相手役というか、この話の真の主人公的な存在が男装の麗人、左近。

彼女と彼女の属している組織の活躍を、章の目を通して描いているという形をとっているのだが、へたれた章と対照的な存在として描かれているからとにかくかっこよい。
こちらは毎回殺陣があり、舞があり、流血があり、とアクティブさも正反対だ。

脇を固める人々もそれぞれキャラが立っていて主演2人を引き立てている。
左近の仲間の若狭は、主人公の章がへたれている分、二刀流でがっしがっしと敵を倒していく。
章の師匠である蘭学者であり医者でもある中天遊、その妻で自身も医者であるお定、その夫婦のひとり息子で後に洪庵と共に遊学することになる耕介。


ドラマの方は、原作に描かれる詳細な時代背景や人物造作をうまくまとめたり削ぎ落としたりしている。
文章で表現できる小説と違って、わずか30分でまとめなくてはならない制約があるドラマの中での映像表現では最善のアレンジなんじゃないかなぁって感じる出来だと思う。

ついでに、DVDにはメイキング映像も収録されている。
主演の二人の役へのアプローチの違いが興味深かった。
女優の方は、素の自分と役柄の落差が激しいからということで、カメラが回る直前までリラックスして役に入らず、スタートと共にスイッチが切り替わるというタイプ。
男優の方は、撮影前から集中して役に入り込み、息があがってるべきシーンでは撮影直前までまわりを飛び回って実際疲れてから臨むっていうタイプ。
撮影前はそれぞれタイプが違うが、撮影後は二人とも20代前半の今時の若者らしさも出てきて、これまた時代劇の中でみせる一種の落ち着きとは全く違った姿が見られておもしろかった。


こちらの番組、4、5年前のものだが、当時は評判も良く、視聴率もそこそことっていたようだが、運が悪いというかなんというか、最終回が野球だかサッカーの国際試合で記録的な視聴率をたたき出した時にぶつかって惨敗していた。
それでも続編を望む声や再放送の希望、DVD化の要望が高くて、後者の2つは実現している。
続編はねぇ、続編になるような原作がないし、番組の中で後の洪庵たちのことまで語ってしまっているし、洪庵の江戸修業時代の話にしちゃうと「浪花」の華じゃなくなっちゃうし、さらに大阪に戻ってきてからの話にすると、重要な脇役の師匠が死んでる時代になってしまうので困るしってことで、まぁ、無理だろうねと思われる。
残念だわ。

レンタルもされているようなので、たまには時代劇でも見てみるか、でも長いのはちょっとって時はこちらおすすめ。
1話30分で全9話だからw
だけど、ちゃんと1話ずつとしても、シリーズとしてもまとまっているから見て損はしないと思うよ。


こういう地味ながらも中身で勝負な時代劇ってのは民放ではなかなか難しいだろうから、今後もがんばって作っていって欲しいものだね。









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最終更新日  2013年03月09日 12時16分54秒
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