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2010.12.27
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 漁師も馬油を使っている 




1982年、イギリスとアルゼンチンがある島の領有権を巡って戦争に突入しました。世に言うフォークランド紛争です。結局この戦争はイギリス側の勝利に終わりました。


日本人とは関係の無い戦争でしたが、実は大きな関係がありました。というのはフォークランド周辺の海域が日本の漁業会社にとっては遠洋漁業の銀座通りとも言うべき海域でした。


もちろんフォークランド紛争中は操業できませんでした。アルゼンチンは日本から見るとちょうど地球の裏側です。フォークランドは首都ブエノスアイレスから1,000Km以上も離れたところにあります。


遠く日本から離れた漁場で操業するので、漁船員たちは半年以上も船上での生活を余儀なくされます。長い航海になると心身ともに疲れ果ててしまいます。身体の不調を訴えてもちゃんとした医療施設があるわけではない。


じつに心細いものです。魚を獲るのはかなりの肉体労働です。当然、作業中にケガをする船員が出てきます。そんな時に馬油がその威力を発揮します。


また潮風を年中浴びているので肌が荒れる。ここでも馬油が大活躍。長い航海から日本の母港に帰ってきた漁船員たちの顔が、以外とツヤツヤしているのを見て、彼等の家族たちは馬油を持たせてよかったと思う。


馬油は海の男たちの万能薬なのです。


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最終更新日  2011.01.26 20:46:08
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