子育ては自分育て

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えつひろ3904

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2009.04.20
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カテゴリ: 大事なこと



どの祖父母にも可愛がってもらいましたが、3人が早くに亡くなったのに比べ、この祖父は私が家庭を持ち、子どもを持ち、といった最近まで身近で見ていてくれたこともあり、亡くなった今も、私にとっては一番懐かしく思い出されます。

祖父が亡くなる数年前から、長年祖父母が暮らしていた自宅は平日空き家となっており、週末に帰ってくるくらいになっていました。
亡くなった去年は祖父は入院していて、もう週末に帰ってくることもできなくなっていたため、この自宅が使われない状態で閉め切られていました。

ちょうどその時期に、私たちが自営業を始めることになり、事務所にする場所としてこの祖父の家を使わせてもらうことになりました。
母の実家であり、小さい時からいつも遊びに来ていたなじみのあるこの家。
仏間には亡き祖父母の仏壇があり、遺影の優しい顔がいつも微笑みかけてくれています。

孫の勝手な贔屓目かも知れませんが、私たちがこの家を使っていることを、この家も、亡き祖父母も、とても喜んでくれているような気がいつもしています。

戦争の厳しい時代を生き抜いてきた祖父。
兵隊を率いる立場の重要な任務についていたことから、終戦後はシベリアで捕虜となり、死ぬような思いを何度もしてきたそうです。
祖父は戦争時代の苦しみを、自分から私たちに語ることは、全くと言っていいほどありませんでした。
人には言えない数え切れない思いをしてきたようでした。

戦後、この家で新しい家庭を祖母と築き、この地域で何十年も誠実に生きてきた祖父母。
明るく笑顔を絶やさない癒し系で、どこへ行っても周囲の人から愛された祖母。
でしゃばらずに協調性があって、周囲の人との和を乱さず、ひょうきんさも持ち合わせていて同じく周囲から好かれていた祖父。

二人が亡くなって、私たちがこの地域で働くようになってから、祖父母がいかに周囲の人たちといいつながりを作ってくれていたか、感じることがとても多いです。
地域との繋がりなくしてできない私たちの今のお仕事。
祖父母が残してくれた地域との良いつながりのお陰で、助けられることばかりです。
祖父母が、いつも私達を助け、見守ってくれていることが伝わってきます。

「いつも見守ってくれてありがとう。」
そう言ってお線香を上げて仏壇に手を合わせます。遺影の祖父母の目はとても優しい。

祖父母は、仕事上の繋がりだけでなく、プライベートでの繋がりも私にくれました。
祖父が亡くなってから、祖父のお陰で、今から一生大切にしていきたい人たちとのつながりをもらいました。
私個人として、なくてはならない人たちとの繋がり。
「おじいちゃんが私にって残してくれたんやろ?ありがとう。」っていつも伝えています。


何だかとっても長くなりました。
でも、祖父の一周忌に書いておきたかったことなので、書きました。
これからも私を守ってくれる祖父母の存在を忘れず、感謝して生きて行きたい。
父方の祖父母にも、感謝の気持ちでいっぱいです。

母方の祖父の命日に寄せた、孫の思いでした。
「おじいちゃん、いつもありがとう。」






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最終更新日  2009.04.20 08:08:20
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