CONSTELLATION

CONSTELLATION

2004.01.17
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カテゴリ: マジ日記w
母のケータイ音で、目が覚めた。

今日、朝早く1本の電話がありました。
母の友達が昨日亡くなった、と。
ガンでした。
それを知ったのは去年だ。
話を聞くと、腎臓にあったのはとったが、もう遅かったらしい。
他にも転移してしまっていた。
私が思うに、末期だろう...しかし母には言えなかった。
まだ元気だったし、泣いてる顔は見たくなかった。

年明けてからメールが返ってこない、っとブツブツ言って心配してた。
なんてメールしたらいい?と聞いてくるが、「そんなん自分で考えーや」ってあしらってしまっていた。
今になって直接会って来い!と言ってやればよかったと思う。
だって、もう手を動かす力もなかったらしい。
メールを打てないはずだ。

娘さんから会いに来てやてくださいっと、電話があって、そして母は、もう一人仲がいい友達に電話した。
その人も昨日着信があったらしい、でもわからなかって今日また電話があったって。
きっと寝てると思ったのかな、だから朝電話をくれたのだろう。
それから急いで用意して、二人で会いに行った。
用意してるとき、父は私が構うなと言っている目を無視して話しかけた。
あのバカ。


昼。ラーメンを作って、いつも通りに振舞う母を見て、強い人だと思った。
月曜は遅いかもしらんから、鍵もっていってなって。
自分じゃここまで引っ張れないだろう。

夜。PCで占いをチラッと見ると、母が昨日の占いない?って聞くもんで、昨日はないやろ~っと言った。
昨日宝くじ買ったからだって。

なんかやれることはやらねば、っという感じだった。
何個か占いをして、今日より昨日のほうが見たもの全部点数がよかった。
その中で、ひとつプロのタロットがあった。
結果を見てみると、何か変化が起きる、ということだった。
それを見て母は、変化はあったな~...それに、昨日点数良くて今日悪いのは、昨日は知らんかったもんな~...っと。
失敗したー。いらんことしてしまったー。
良きためにしたのに、寝る前に振りかえさせてしまった。
返す言葉が思いつかなかった。

ドライアーで髪の毛乾かしながら、すすり泣く母がいた。
どう話しかけたらいいかわからず、戸を閉め、心に閉まった。





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Last updated  2004.01.18 14:48:13
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