有名な屋久島の 『縄文杉』への登山は、バスを含めて 往復約10時間の行程です。
グループツアーの集合は朝4時40分、 集まったのは7人でした。
さっそく車とバスを乗り継いで 標高600mの荒川登山口に向かいます。
着いたとたんに、 薄暗い空から雨つぶが落ちてきました。
屋久島は雨の森、 雨具は必携です。
前半はゆるやかな道ということで、傘をさしさし、いざ出発~。
杉を切り出して運んでいたトロッコ線路の道を行きます。
早くもトンネルですよ。
花崗岩の岩盤を貫通しているようです。
川沿いに、木の橋を幾つも渡りました。
このような明るい所では、花崗岩の崖にウラジロという羊歯が密植しています。▼
見えてきた大きな杉・・・
樹齢1000年以上にならないと「屋久杉」とは呼ばず、コスギと呼ぶそうです。
そんで、100年以下だとジスギ(地杉)ですって。
おや、
よく見ると枝についているのは杉の葉ではありません。▼
古い杉の幹にナナカマドやカエデの木が着生して伸びているのです。▲
びっくり!
花崗岩地帯は、土の乏しい厳しい所です 。
杉など植物の種が
岩の苔の上に種を落とし、芽を出しますが、
初めは小さな個体しか育たなかったはずです。
でも、植物の葉や枝が枯れて落ちると、それが腐葉土となり、土化していきます。
この土の上に次の種が落ち、芽を出せば前の世代より大きな子どもが育ったでしょう。
そうして、
自らの組織をリサイクル利用しながら、
長い長い歳月をかけ、しだいに大きくなる・・・
だから、屋久杉の年輪は緻密で樹脂成分が多く丈夫です。
ゆっくりと、じっくりと
これが、健康と長寿のヒケツ !
(
栄養過多だと老化が早まる、、、って参考になりますね~)
大きくなる屋久杉たちは、花崗岩を抱き込むように根を張ります。
本土の杉の何倍もの根っこを発達させ、岩の上に育つのだそうです。
だから、
岩に根を張る力がない木々は、杉に着生して育つのです。
この生態系は、植物が植物を資源にして生きる究極のエコライフといえます。
空気中に水分が多いので、こんなことが可能なのですね。
あゝ、水の恵みを想いましょう。
下の写真に写っているのは、例の こだま
ですよ~
(アニメ『もののけ姫』に登場するこだまは、森の精でした^^)
もののけの森の こだま たち
こだま も水の恵みだったのですね。
下の写真は、『三代杉』と呼ばれる屋久杉です。▼
説明の看板もごらんください。
距離が十分でなかく、また、光量が少ないため手振れでぼけてます、すいません<(_ _)>
なかなか興味深いでしょ?
さて、次は1914年に西洋にも紹介されて屋久杉を有名にしたウィルソン株です。▼
紹介者はアメリカの植物学者アーネスト・ウィルソン博士。
古くは1586年(天正14年)、豊臣秀吉の命で牧村の五郎七が足場を組み、
大坂城築城(京都の方広寺建立とも)のために切られた株とか?
胸高周囲13.8m。
内部は朽ちて空洞になってますが、広さ10畳ほどもあり、小さなお宮が鎮座まします。▼
やはり、山岳信仰・自然信仰の日本ですね。
中から上を見上げると、屋久杉の森が広がっていました。
あるポイントから仰ぎ見るとハートの窓になって見えるんです。
(ガイドさんに教えてもらいましたよ~)
ほうら
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字数制限にひっかかりましたので、『縄文杉』は次回にて。
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