2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
全5件 (5件中 1-5件目)
1

笹塚イタリアン・エクリッシのランチメニューからパスタ・セット、オムレツ・セットともに¥1250今回は少し例外の日記になった。僕のランチはお勤めの合間を縫ったランチで、自宅での昼飯や休日のお出かけランチは対象外である。しかし書く時間もちょっとあるので何かをと思って昨日のランチのことを書くことにした。元々きっかけは年賀状を刷ろうとしたら、プリンターのカラーのインクが薄くなっている。取り敢えず買いに出かけるついでにランチをと思って出かけたのである。あぁそうそう、本日はwife殿も一緒である。実は狙いもあって地元・笹塚にオープンした大阪お好み焼きの店「ぼちぼち」で「牛筋ネギこんにゃく」をwife殿にも知って欲しかったのである。そうすれば今後僕も行き易くなるし・・・。「ぼちぼち」は三軒茶屋店でスタートし、その後オープンした高円寺店にはよく出かけた。そして下北沢はお好み焼きの激戦区だが、そこでも活躍しているらしい。それが笹塚にできたんで、是非ともと思ったのである。しかしである、残念ながら昼間はやっていないのである。まぁ半分居酒屋なんでしょうがないかなと思い新宿まで出ようと思っていた。ところが「ぼちぼち」のすぐそばに1年ぐらい前に?オープンしたイタリアンがあって、マンションの一階なので目立たないが、外から結構混んでいるのが確認できるのである。たまにはこういうお店もいいかとあっさり方針変更である。ランチメニューは本日の魚、肉系以外にパスタとオムレツがあり安い¥1250のオムレツ、パスタにした。これらのランチは¥1250だが、立派にサラダ、メイン+パン、デザート+コーヒー(ティー)がついている。あぁそうそう、レストラン自身は結構かっこいいのである。奥がオープンキッチンになっていて、その前がバー・カウンター、そして普通の椅子席の順になっているが、天井のミラーも含めて中々綺麗な内装である。客も若い人ばかりで騒がしいかと思ったが、地元と思われる結構な歳の夫婦も多く、落ち着いた雰囲気でもある。バー・カウンターなど夜もいいかもしれない。パスタ10種類ぐらいで僕は一番好みに合いそうなトマトソース系(他はオリーブオイル系)の鶏ときのこのスパゲッティを選んだ。wife殿は本当はパスタ好きだが、バライエティのためにオムレツに・・・大体僕の方が大食いなので、大抵種類の違うものを頼み、最低僕は両方を味わせてもらうことにしている。この選択なかなかよかった・・・ていうかこのお店中々美味くて量もしっかりしていて安い、僕好みだw。特にオムレツは意外だった。ちゃんとオムレツと書いてあるのだが、何となくオムライスをイメージしてしまった。ところが出て来たオムレツはオムライスと間違うほどのボリュームだが、純オムレツなのである、味付けはオイル中心でデミグラスソースとかが掛かってない・・・これがまた僕好みである。ちょっと単調だが、殆ど同じ味付けでポテトが添えられている。これまた僕の大好物で満足・・・でもオムレツもポテトもwife殿の分なのだが。さて僕の方だが、まずきのこのテリーヌ添えのサラダで口をイタリアンにしてw、メインのスパを味わった。トマトソース好きの僕なのでまず問題はないのだが、鶏が濃い目、辛目のトマトソースでいい味になっていて、VeryGood!である。最近食べたパスタではかなり僕好みである。好みだけで言わせてもらえば、もう少しオイル味は薄い方がいいが、後で消化が悪い傾向もなかったので、まぁまぁなのかもしれない。パンは焼き立てで、お代わりもサービスされるので、食い意地でトマトソースを付けてまで食べてしまった。デザートは僕がティラミス、wife殿がショコラ・・・ケーキ、飲み物は共にコーヒーである。このデザートもなかなかしっかりしていて、途中でもうお腹一杯の感じである。西洋人はやはり違うwこんな甘いの平気で平らげるのだから。そういえば誰かに「本格的なレストランほどデザートとその後の飲み物は区別する・・・」とか聞いたが、甘くて堪らないので、コーヒーを早く飲みたかったが、なかなか出て来ない。この辺りも西洋人wのやり方はいまいち解らないのである。まぁこれだけ食べて、僕の評価としてはかなり美味しいのに¥1250とは安い!と言うが感想である、地元の方等にはお奨めである。多分これでやっていけば競争力もある気がする。長く持つ店ではないだろうか。今日の日記はこれで終りのはずなのだが、年末でもあり、本年最後の日記なのでその後のことも書いておこう。ランチの後新宿に出て、インクと外付HDを購入後気の向くまま「リトルコーリア?」に出かけてみた。職安通りで山手線のガードから明治通りにかけてである。有名な「ハレルヤ」「松屋」とかなども覗いてみたが、時間帯が悪く殆ど客がいない。ハレルヤの前にある「XXX市場」は懐かしい店である。ここの踊り蛸だかを食べてみるといい。本当に胃に入っても生きてる感じだが、その前に箸で捉えるのが難しくて面白いのだ。話は脇にそれたが、リトルコーリア、店は混んだ無かったが、結構賑やかだし以前とは大分店の数、構成も変わった。タイ料理店などもできて賑やかだし、ドンキホーテも以前の場所から移り派手な佇まいだ。入り口が奥にあり、両サイドにコリアン料理の店が立ち並ぶ感じの派手さだ。しかしなんと言ってもビックリしたのは、3箇所もおばさん(失礼)が群れる小さな店があるのだ。最初は全然どうしてだか解らなかった、でもすぐ「そうか!」と膝をたたいた(ウソ)。「ヨン様グッズ」なのである・・・ブローチみたいのにヨン様が微笑んでる、気持ち悪いがwそこに群がっているのである。うーん、もうブームは去ったと思うが、こんなに凄い、きっと数ヶ月前は凄まじかったのだろう、なんて思ったもんだ。この職安通りの山手線の場所に知らない間にラーメン「竈」もオープンしていた。最初のお店(新大久保駅そば)からかなり近いが、支店なのだろうか・・・渋谷のことは日記に書いたが、ここにもあるとは・・・。そして最後にビックリしたのは新宿3丁目に向かって靖国通りに渡ったら、ラーメンの「時計台」がオープンして宣伝しているのである。聞いたら「おとつい」と言っていたので、クリスマス・イブの日のようである。「時計台」は経験がないので勝手なことは言えないが、すこぶる評判は悪い。札幌の新ラーメン横丁でも誰も入っていなかった。それが今更新宿で安くもない店を、昔の名前で出しても上手く行くか・・・興味あるところである。それではみなさん、良いお年を!
Dec 26, 2004
コメント(9)

「牛筋味噌煮込定食」¥1200@黒塀横丁・羅かん、一風変わった経験でした今回も忙しい合間に商品券が使える東京駅北のグルメ?街に出かけた。以前からちょっと入ってみたい店があったのだが、何となく行かないで終わっていた「羅かん」の「牛筋味噌煮込定食」¥1200である。これまでキッチン・ストリートばかりで、黒塀横丁は始めてである。一応名前の通りどのお店も黒塀型で、どこか京都の割烹街を思わせるような・・・まぁ比較にならないが、一応そう工夫してあるのである。以前からあったお店で「宮川」等は黒塀に参加してないが、一方で天津飯店は中華の赤から黒に模様替えで、これが成功してるとはどうも思えない感じである。「羅かん」であるが、内装が広々としながらも、スペースを有効活用して機能的で素晴らしい。まず靴は脱いで上がる。でも畳ではなくて板の間である。しかし席はみな掘り炬燵ではないが、その種の腰掛が可能な造りでくつろげる。遠距離恋愛型なんてこと言い出した人はこの店などから連想したのかも。カウンターと調理場(オープン)の間のみ大理石風の石が境界で、木造り尽くめのお店にしては不自然な気もするが、色合いは自然で調和を乱したりはしていない点、やはりセンスがいい。あっそうそう、先ほどの腰掛け席だが、なんと持ち上げると荷物入れになるのである。これのお陰で広い店に加えて余分な荷物のない、広々スペースが実現している。このお店、居酒屋ではないがおでんが専門と言うから、結構変り種だと思うが、僕の目当ては「おでん定食¥1500」でなくて、「牛筋味噌煮込定食」である。これまで牛筋では一喜一憂して来た経緯があるが、今度は吉と出るか凶と出るか・・・。出て来た定食、見るからにお上品である。「牛筋」と言う言葉が合わない気がするくらいである。ご飯(お代わり自由)にメインの牛筋が結構な量で出て来るほか、おでんが二品これまた上品なすまし汁風に御椀で供される。後は白菜と菜の茎部分の自家製と思われる漬物、それと牛筋に自分の判断で追加するネギの微塵切りである。実は心配事が一つ有り、それは僕は田楽とか強い味噌味が結構苦手で来た経緯である。僕の家系かもしれないが、お子様舌で、辛いものの美味さとかは親戚でもみな歳が行ってから理解した人が多い。最近の「蕎麦の会」などで大分辛い味噌味も好きになったが、今回は・・・でもそれは杞憂であった。確かにかなり辛い味噌であって、僕にはもう少し甘い味の味噌の方がいいのだが、牛筋が結構主張の強い食材なんで、丁度いいのである。時々感じる牛筋の調理法次第で感じる強い脂気は、味噌に上手く合っているのだ。しっかり煮込まれて柔らかい牛筋で、牛筋を知らない人が食べれば、普通の肉とさほど違うと思わないかもしれない。おでんの二品は「だいこん」と「ボール状の揚げ物(僕流では薩摩揚げになる)」であるが、汁が上品でこれと一緒に食べていると、おでんと言うより汁物である。あの少々品が悪い?たこやきが明石焼だと何となく品がよく感じられると同じである。まぁそんな感じで飽くまで牛筋メインでおでんは具が立派な汁といった感じである。食べ方も人それぞれで、僕は最初すこしづつ牛筋煮込みを掛けながら食べていたが、途中からお新香で残りを食べてご飯をお代わりし、そのあとは多少下品だが、牛筋煮込をご飯に掛けて食べてしまった。まぁ結構楽しんだ気がした。ところでこのお店はこれまでそばを通ると「絶対大阪」と思ってた(牛筋、おでんの二語が重なりそう思った)のだが、味わってみて確かに汁とか薄味で関西系な気がしたが、一方であの味噌の辛さも半端でなく、名古屋とかかなとも思った。聞いてみると全くの創作だそうだ。全体を支配する味の濃淡は関西系と言われるし、自分らも何となくそう思ってる・・・でも味噌は「八丁(八町?」に限定してるんで、名古屋近辺と思われても不思議でない・・・でも本当は銀座「おぐ羅」から独立して、大体は創作なんだそうである。店の名前が「羅漢」でなくて「羅かん」なのは「おぐ羅」から来ているのだろう。この話を聞いていて以前「新規事業進出の3つのタイプ」を読んだことを思い出した。「アメーバ型」「飛び石型」「パラシュート型」である。繁盛して勢いある店は自然分裂のように暖簾分けして増殖して行く(アメーバ型でローリスクローリターン)、得意とすることと少し似た分野に無理せず飛ぶように進出する(飛び石型:ミドルリスク、ミドルリターン)、そして全然新たな分野や未経験な分野にいきなり真上から降りて進出(パラシュート型:ハイリスクハイリターン)。どれも簡単ではないが、素人のパラシュート型での失敗が如何に多いかは、親戚、知人友人で僕もイヤと言うほど事例を知ってる。大して差別力がないのに「お店を出しました」・・・半年後には「閉店」とかである。この点「羅かん」は飛び石型で、成功を狙ってるところのようだ。先を注目したいね。
Dec 20, 2004
コメント(4)

ちと高いが工夫がされた「天ぱち」の「江戸前穴子丼」¥1480@キッチン・ストリートいやぁ、参った、忙しすぎるのである。えぇー、あまり大きな声では言えないが、自分の心の中では一日の活動の中心をランチにおいて仕事していたのが、最近はどうだろう。あちこち不規則に出張、明日何を申しつかるかも解らない、しがないサラリーマンではなく、一見有能なサラリーマンみたいに仕事をさばきまくっているのだ。そんな訳で昔嘆いていた生活に戻りつつある。間に合わせのランチで美味しくないとか、せっかく上等なランチでも仕事の話をしながらでは美味しいと思ってるヒマもない。要は味わえないのである。出て来るものに興味深々と行きたいところだが、つい疑問の究明も後回しになる。このBLOGにとっては危機状態なのである。この危機状態も反省せず、今日もあまり「C級ランチ食べ歩き」にはふさわしくないランチだ。また前回と同様「キッチン・ストリート」に出かけた。例によって商品券がまだあるので、C級に相応しくないものも食べられるのである(本当はこのチャンスにB級に昇級すべく神経を集中して味わうべきなのだが・・・)。行ったところは「天ぱち」であるが、前に銀座が付くから本当は銀座に本店はあるのだろう。銀座で天婦羅と言うと「天一」「天国」が有名か・・・新宿は「つな八」「船橋屋」が有名だが・・・両方合わせたような名前で、これが渋谷辺りにあったらニセ物扱いにし兼ねないw。ていうか「天ぱち」って「江戸前天丼」を強調する有名店とは知らなかった。話が脇にそれるが、バブルの頃に偶然出会った友人と銀座「天一」い入ろうとしたことがある。ところが、さっと見えたお品書きのようなもの、なんと最低2万円からだった。どちらともなく引き返した苦い思い出がある。今でも天一ってそんな高級なんだろうか・・・いまだに入ったことがないが。天ぱちの方に戻って、取り敢えず¥980の平凡な天丼にしようと思ったのだが、ずっと天丼を食べていなかったこともあって「江戸前穴子丼」にしたくなってしまった。¥1480と¥500も上なんでちと考えてしまった。店先で迷っているのも後から考えるとみっともないものだが、結構考えてから店に入った。こう言う時も人によって振る舞いは異なる。取り敢えず入ってやたらと店員に聞きたがる人がいるが、僕はどうもそういうの苦手なのである。もっとも最近は食べた後、よくいろいろ聞くようになった。このBLOGを始めたせいではあるが、大変良いことと自画自賛している。同じ¥1000でも¥1000に値する中身を知ろうと、味わって食べると新しい発見がある気がする。いきなり感想だが、取り敢えず高いけど美味いことは美味い。特に店にある「能書き」が気に入った。北海道産茅部産の昆布と枕崎産の裸節で作ったダシに、十分に寝かせた「かえし」を使っているとある。僕は本当にグルメでないことをこれでまた思い知らされた。僕が蕎麦に少し凝り出したのは最近で、その過程で何となく「かえし」と言う言葉も覚えたが、蕎麦の用語かと思っていた。たかが(と言ったら怒られるが)天丼の汁に「かえし」なんて言うとは思わなかったのである。吉野家の牛丼なら出汁はなくて「かえし」のみなのか・・・下らない疑問は止めておこう。このお店「出汁」「かえし」に凝るだけあって、汁にはうるさい?。一風変った味噌汁のお代わりが自由と来ているだ。「変った」というのは使っている海藻がコンブやワカメでなくて赤色の天草みたいに見える海藻なのだ。よく刺身のつまに付いてる海藻に見えるが・・・。これがこりこりしてこの種の感触が好きな僕は結構お代わりに満足してしまったのだ。店を出る前に考えたのであるが、この店なんで「江戸前」を強調しているんだろうか・・・嫌味だがちょっと聞いたら「江戸でよく取れて新鮮な野菜、魚介・・・」ということであった。確かに東京湾はバブルまでのよごれにもめげず穴子はよく取れるみたいだ。もっともそれならハゼとかシャコとかが相応しい気もするが・・・。あと、キッチン・ストリート共通の面白いことに気が付いた。「VIP」とか表示してある札みたいのに気が付いた。最初は予約かなんかと思ったが、どうもキッチン・ストリートにある有料RestRoomを使えるKey?かなんかのようだ。先日、キッチン・ストリートは遠距離恋愛の場所?って書いたが、そういう人にはぴったりの企画かもしれない。
Dec 16, 2004
コメント(6)

和牛カレー¥1000@ドンピエール東京駅KitchenStreet、ルーをお代わり、得したwこのところ出張で和歌山とか・・・井出商店のラーメンは食えなかったけど、梅干をお土産に・・・全然、書きたいものも、書くヒマもなかった感じである。今日はまた手許の商品券を使って、少し高級なランチをと思って、KitchenStreetに出かけた。残念ながらどうも高いのが目に付いて、どの店にも入る気があまりしない。その中でまぁカレーなら大したお値段ではなかろうとと思って入ったのが、京橋ドンピエールである。実は名前の通り京橋が本店で、そちらの方がオフィスから近いのだが、いつも高そうで敬遠して来た。まさに商品券のお陰で入ったようなもんである。このお店、KitchenStreetの中ではラーメン屋、ピザ屋、親子丼屋と並んで比較的易いお店のせいもあって、いつも人気で待ち行列ができている。それにしてもみなさん余裕があるなぁ・・・一説ではこの一角は遠距離恋愛の人が食事をするために(?)作られたとか。まぁそれはウソだろうが、確かに遠距離恋愛者には便利な場所で、高級感があって、値段は手頃だろう。しかし僕には相手がいるわけではないから全然その種の役得はないわけだ。とまぁ否定的な気分で入ったんで、最初から批判的な気分である。注文は和牛カレー¥1000である。何となく「和牛」に「ビーフカレー」とは違った美味しさを期待しての注文である。食べ初めて気が付いたのはルーが結構甘口なことである。ただ野菜の酸味が利いているので、僕にはfavourableな味だ。願わくばもう少し甘味は減らして欲しい。ビーフの方は期待通り、固くも無く柔らかすぎず、そして味がしっとりとした感じで伝わってきて美味い。まぁそうだわなぁ、¥1000だから、たとえ東京駅でもこれぐらいの味は保証してもらわないと・・・。このお店、席が変っていて、大衆食堂みたいな形だ。ヒマなんで数えたらテーブル+椅子型の席が16ぐらい、僕の食べている方はなんと長~~~いテーブルを両側から挟んで9人:9人ですわる、集団見合いみたいな席なのだ。目の前のカプル遠距離恋愛かいな・・・なんて思って見ていたら、会話は今日の午前中の仕事で客の悪口をさんざん。迫力ある関西弁でこきおろしていたから、どうもこれから本拠地に帰る前に食事といったところである。このお二人、商売の客をこきおろしていたが、カレーのことは「結構美味いじゃないか」「うん、美味しいわ」と褒めていて、関西の人も東京の味を褒めることがあるんだと、こちらは偉く感心した。僕が食べてる最中に彼らは終了、別に急ぐ仕草でもないのに「こりゃ、飛び乗りしなきゃ間に合わんわ」とか言ってる。僕だったら時間が気になってイライラするところだ。そしてそういう時は大抵「慌ててたんで、味もよく解らなかった」と言う結果になるのだ。その点このお二人、味わってたようで大したもんだ、見習わないと。そして最後に切り札が出た。「飛び乗りだ」に対してすかさず「飛び降りんといてな」と来た。「そな、あほな」と言ったか聞こえなかったが、まるで漫才である。いやぁ、関西の方のしたたかさには何時も感心させられる。ところで京橋ドンピエールの和牛カレー、値段は高いがまぁ行ける味で、一応後悔なしと言うところだが、最後に超嬉しいことがあった。前のお二人もいなくなって、店も空き始めたせいかも知れないが、店員がいきなり声を掛けて来た。このお店サービスはよく、絶えず水が無くなってないかとかのチェックをしていて、気遣いが行き届いている。僕はぼんやり考え事をしていたが、店員の声で残りのルーの量の割りには、確かにライスが多いことに気がついた。「お願いします」と答えたが、店員は「ルーを少しお持ちしましょうか?」と聞いたのだった。内心は「えっー!そんなのありなの?どこにもそんなの書いてなかったけどなぁ・・・」である。ひょっとして追加でチャージされるのか、心の貧しい心配までしてしまった。追加のルー、なんと和牛は最初よりは少なめだが、そう・・・7分目ぐらいは入っているのである。結構美味いお肉だったから「得した!」って感じである。もったいないからまた十分に味わって食べた。こう言うときは更に「味があるw」気がするものである。勘定の時に聞いてみた、「こちらはルーがお代わりできるんですか?」。そしたらまた答えが憎い、YesともNoとも言わないのである。「お客様のルーは少なめだったようですので、お足ししました」と来た。僕は家でも太りすぎを警戒してライスは少な目のカレーだ。その影響で食べているうちに自然とライスが余ってきたようだ。確かにルーとライスの量的バランスは人それぞれ、カレーの量もいろいろ♪であろう。そこにまで気を使ってくれるお店の態度に取り敢えず「参った」と素直に受け止めることにした。誰ですか?次回もご飯を残して食べるんでしょう?って言ってる人は、聞こえますよw
Dec 10, 2004
コメント(11)

富山でラーメン「まるたかや」のラーメン+おでんセット¥850、なかなかやるじゃん今週は富山出張である。先月も一回来たのだが、全然一人でランチの雰囲気がなく、書き物にはならなかったw。今回もそういう意味では3日間あるのにかなり危ない感じだったが、遂に今日、夜ではあるが、書く気になる食事にありつけた。まずは出張先ではご当地ラーメンを食べたいのが僕の本音、そんな訳でネットで少し調べたのと、周囲の人にそれとなく聞いてみた。そしたら断トツで「まるたかや」なのである。これは迷い無く決定である。その前に富山の夜の魚介類中心の飲み会のことを簡単に・・・本当に安くて楽しい。東京じゃ行けないような立派なお店でブリ始めいろいろな美味しい魚を、食べても食べても次の魚がまた立派で、暫く滞在したい気になった。しかし富山の街並みは県庁所在地にしてはかなりさみしく、もっと観光にでも力を入れたらと言う感じであった。立山に行く前日に富山で美味しい魚をなんてツアは流行らないのかなぁ・・・。さて「まるたかや」であるが、デスクワークばかりなので歩いて運動不足対策をしつつ・・・なんて思ったのが誤りの元。近くに来てるのは解るのだが見つからない。しょうがないので電話、しかしである、お互い日本語話してるのは解るのだが、さっぱり土地感との関係で話が通じないのである。そりゃそうだ、XXビルとか言われてもこちらは解らない、こちらがビル名を言うと解るのだが、ガイドが下手で(ご免)さっぱり歩く方向が解らない。そして決め手は「まるたかって言えば誰でも解る!近くにいる人に聞いてくれ!」と来た。結局これが適切なアドバイスで、たかがラーメンだが無事辿り着いたって感じである。本当に誰でも知ってるほど有名なようなのである。このラーメン屋、ちょっと変わっている。ラーメン屋なのだが、おでんがかなりの人気商品でおでん屋なのかラーメン屋なのか解らないくらいである。それも見ていた感じでは「串」おでんが人気でかなり脂っぽい豚肉(スジ?)のおでんである。当然おでんの汁自体もかなり豚肉味が出てる感じである。僕は「おでん+ラーメン」セットを頼んだが、これは半ライス付きで立派な夕食になる。ラーメン単体なら¥550でまぁまぁ安い、そしてこのセットは¥850でこれもかなり安い感じである。取り敢えず出て来た順で、おでんから楽しんだ。おでんは玉子、串(豚肉)、だいこん2切れの組み合わせで、結構面白い。というのは先日テレビでもやっていたし、日経の土曜日版にもあったが、東京のおでんは人気はだいこん、玉子が根強いのである。しかし豚の串というのは東京ではまずお目に掛かれない。豚が威張ってるのには、関東じゃない雰囲気を感じたが、あとの二つは関東型・・・これが富山流?しかし豚が強いんでおでん汁は豚っぽいので、「だいこん」てこんな味なんだと感心しきりの僕ではあったのだ。さて¥550の方のラーメンだが、これがビックリするような醤油ラーメンなのである。麺も柔らかめで具もメンマ中心で昔風関東型ラーメンに見えてしまうのだ。しかしである、醤油の味が少し違う気がするのである。かなり強い醤油味であって、調味を間違えたんではないかと思うぐらいであった。ひょっとしたら醤油もいろいろあるんで、「醤油味スープもいろいろ」のせいかと最初は思ったのであるが、何となく謎が解けた。まずカウンターの調味料を見ていて気がついたのは、「当店秘伝のタレ」なる物があり、「濃い味がお好きな方は・・・」とある。これを追加したらやはりこってり系にだんだんなって醤油が濃すぎるのが気にならなくなった。脂がスープの上面に浮くような感じは全く無いが、やはり豚の味が入り込んでいるのだろう。そしてダメ押しが店員から来た。「お客様、濃い味がお好きでしたら、こちらを」と僕のやってることを見ていて追加のアドバイスに来たのである。「こちらは一見天カスに見えますが、豚の背脂でして、当店独自のものです」と来た。早速これを追加、不思議なことに(?)かなりの量を入れて掻き混ぜても脂が表面に目立って浮いてきたりはしない。それでも味はかなり豚スープ系に変わり、こってり系である。札幌の「すみれ」を思い出しつつ、全然また違う組み合わせに感心してしまった。何となく醤油系=あっさりであるが、ここは自分でこってり系に直してもいいのである。いや、そのままでは醤油が強すぎる気がする。ということで、これが富山ラーメンなのか知らないが、今回はまた新しいタイプのラーメンを楽しませてもらった。やはり僕はまだラーメンの初心者である。ワインよりはいいかも知れないがw
Dec 1, 2004
コメント(5)
全5件 (5件中 1-5件目)
1