メモリの回路構成を図2-11に示す.
メモリは,アドレスバス5ビットによりデコードされる32バイトのアドレス00H~1FHうち00H~1CHまでをRAMにより実現し,1EHを入力ポート,1FHを出力ポートとしてメモリにマッピングした.
入力ポートは16進キー入力をトライステートバッファを介して接続し,出力ポートは16進ディスプレイを接続したレジスタで実現した.
メモリ領域,入力ポート,および出力ポートの区別は,それぞれの論理ICのCS信号またはCE信号(チップセレクトまたはチップイネーブル)にデコーダ(74LS139)出力を接続することにより行った.
RAMにはWEという入力端子があるが,これはWRITE(書き込み)あるいはREAD(読み出し)の選択信号である.RAMの内容もPROMと同様にCircuitMakerの画面上でRAMを右クリックして書き込むことができる.